ネットショッピングが主流になってきた事もあり、配送トラックを見かけない日はありません。夏の暑い日や冬の寒い日などに関係なく荷物を届けてくれる配送トラックですが、よく見ると坂道ではないのに輪止め(ストッパー)をしている事に気付いていましたか?今回は大手配送会社になぜ配達中にストッパーをしているのか?と聞いてみました。
Y社の場合

まず聞いてみたのは、黒いネコで有名なY社です。
Y社では社内規則としてストッパーをする事を決めているそうです。ストッパーをする事で配送トラックが勝手に動く事を防いでくれます。
また、ストッパーと併せてドアミラー格納も社内規則に盛り込んでいるそうです。ドアミラーを格納する事で他の車の進行を妨げませんし、万が一接触された時にも配送トラックを守る事にも繋がります。
ちなみに、Y社では配送トラックを停めた時には、ハンドルを道路の縁石へ向けている事も社内規則にしてます
S社の場合

Y社と並んで日本の物流を支えているのがS社です。
S社でもY社と同じく社内規則としてストッパーをする事になっているそうです。ストッパーをするのは時間に関係なく、どんなに短時間でも確実にストッパーをするそうです。
筆者もS社に配達をお願いした事がありますが、確かに配送トラックにストッパーをしていました。
併せて、配送トラックを停車させた時にはドアミラーを必ずたたむ事も社内規則になっています。
その他の会社の場合

先ほどご紹介した2社以外にも配送会社はありますので、いくつかに直接聞いてみました。
その結果、配送会社によって対応が異なりますが、多くの配送会社でストッパーをしていました。
ストッパーをする事以外にも規則にしている事も異なっていますが、どの配送会社も安全に確実に配送する事を心掛けています。
会社によってルールが異なる

最初にご紹介した2社を含めて会社によってルールが異なるのが分かりました。
ルールが異なる事以上に気を付けているのが安全に配達する事です。
そのためにはドライバーの意識も欠かせませんし、他の車への配慮も欠かせません。配達中のトラブル回避にも役立つルールなので、順守している配送会社も多いのが現状です。
これから配送トラックのタイヤにも注目
今回は配送トラックのストッパーについてご紹介しましたが、意外な事実を知る事も出来ました。この記事を読んで下さった方もこれから配送トラックを見かけたら、タイヤ周辺を確認してみてはいかがでしょうか?意外な発見があるかもしれませんよ。