車の洗車と聞くと「シャンプーでゴシゴシ」というイメージや「洗車機で一気に洗車!」というイメージもあるでしょう。
しかし、実は洗車はやり方次第で反対にボディを傷つけてしまったり、汚れを増やしてしまうことになりかねません。
「大切な愛車を洗車したつもりが傷だらけになってしまった…」なんてことになるのは嫌ですよね!
そこで、今回は洗車をするときにしてはいけないことをまとめましたので、ご一読ください!
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手洗い洗車でやってはいけないこと
手洗い洗車は人の手で行うため、一見丁寧に見えるかもしれませんが、やり方次第で汚したり傷つけたりしてしまうでしょう。
手洗い洗車でしてはいけないことは以下の3つが考えられます。
1.いきなりボディ洗い始める
2.天気がいいときに洗車する
3.先に雑巾やスポンジでゴシゴシする
一つずつご紹介しますね。
1.いきなりボディ洗い始める
洗車をする時にいきなりボディを洗い始めると思いますが、最初はボディより先にホイールやタイヤを洗いましょう。
その理由は、先にホイールやタイヤを洗っておかないと、せっかく綺麗に洗ったボディに汚れがはねて再びボディを洗いなおさなければいけなくなるから。
特に足回りの汚れは頑固な油汚れが多いため、もしその油分がボディに付着するとなかなか落とすことができません。
そのため、洗車で一番に洗うところはホイールやタイヤということは覚えておきましょう。
2.天気がいいときに洗車する
「天気がいいと洗車日和!」と思うかもしれませんが、あまり天気が良すぎると洗車はおすすめできません。
なぜなら、天気がいいと水分があっという間に乾燥し、その状態のままだとシミとなっていつまでも消えず塗装面を痛めてしまうことも。
このシミの原因は、
・水道水に含まれる成分
・カーシャンプーなどの洗剤の残り
であることがほとんどですが、水や洗剤は洗車をする上で欠かすことができません。
となると、少しでも水の乾燥は遅い方がいいとなるため、洗車をするタイミングは、
・朝方や夕方
・天気がいい日より曇りがちの日
にするほうが良く、なるべく日中は避けるようにしましょう。
3.先に雑巾やスポンジでゴシゴシする
ボディの汚れがひどい状態でいきなりスポンジや雑巾でゴシゴシと擦ってしまうことはNGです。
なぜなら走行中はボディには細かいホコリや粒子が付着しているため、そのままこすると砂や粒子でボディに傷をつけてしまうからです。
そのため、先にホースの水をで車全体に付着したものを洗い流すようにしましょう。
また、使い古したスポンジや雑巾にも砂がついている可能性があるため、十分に濯ぐか、なるべく新品のものを使うこともおすすめします。
一度地面に落としたものも、砂が繊維の中に入ってしまうとなかなか落とすことができないため、その場合はなるべく新品に交換しましょう。
洗車機でしてはいけないこと
次に、車を所定の位置に置いておくだけで、あとは全て自動で洗ってくれる洗車機ですが、これもしてはいけないことがありますのでご紹介します。
洗車機でしてはいけないことは、
1.古い洗車機で洗うこと
2.水滴をそのまま放置する
3.洗車機で洗えないとところを放置する
の3つが考えられます。一つずつご紹介しますね。
1.古い洗車機で洗うこと
まず古い洗車機は、ブラシがプラスチックやラバー系素材、ナイロン製のブラシが使用されていたため、毛先が非常に固く簡単に車が傷ついてしまいます。
また、使い古した洗車機はブラシに前の車の泥やホコリがついたままになっている場合が多く、そのまま使うと洗車ではなく「傷をつけるだけ」になるリスクもあります。
2.水滴をそのまま放置する
洗車機は洗浄後に風で水滴を飛ばす工程もありますが、全てを飛ばしきることはできないため、洗車後にそのまま放置していると水滴が残っている部分がシミになります。
そのため、手洗い洗車同様、洗車後は車に残っている水分をしっかりと拭き取ることを忘れずに行いましょう。
3.洗車機で洗えないところを放置する
洗車機でも、当然洗えないところが存在します。
例えばミラーの下側やバンパーの隙間などはブラシが届かないため、放っておくと、どんどん汚れが蓄積しなかなか汚れが落ちません。
そのため、洗車機での洗車後は洗い残しをチェックし、汚れている部分は拭き取り程度で構いませんので汚れを拭き取りましょう。
ワックスやコーティングをしていても洗車頻度は変わらない
実はワックスやコーティングをしていても汚れはつきにくくはなるものの、全くつかなくなるわけではありません。
そのため、ワックスのメリットは洗車時の汚れが落ちやすいことであるため、洗車に関しては今まで通りの頻度でおこなうほうがいいでしょう。
まとめ
車は走行中、雨だけではなく黄砂や鳥のフン、虫といった、様々な汚れてしまう要素にさらされており、放っておくと車はあっいう間に汚れてしまいます。
しかし、やり方に注意せずに洗車時をすると、反対にボディを傷つけたり、再び汚してしまう可能性があります。
そのため、上記でご紹介した洗車でしてはいけないことを守り、大切な愛車をいつまでもピカピカの状態にしましょう!