自分の愛車はいつでもきれいな状態で乗りたいですよね。
車の外観をいつでもピカピカな状態にするには定期的にワックスがけをしなければいけません。
しかし、上手にワックスがけできないと反対にムラが残ったり、傷つけてしまうことも。
そこで、初心者でもワックスがけを失敗しないために、
・ワックスがけに必要なもの
・ワックスの種類
・ワックスがけのポイント
といった要点をまとめましたので、ご紹介します。
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ワックスがけに必要なもの
車をワックスがけするには以下の道具を揃えておく必要があります。
・カーシャンプー
・洗車スポンジ
・拭取り用クロス
・ワックス
・洗車バケツ
そのほかにあると便利なのが、
・脚立
・洗車ブラシ
となります。
ワックスの種類
ワックスは主に4種類に分けられます。
・固形タイプ
・半練りタイプ
・液体タイプ
・拭くだけタイプ
それぞれに特徴があるため、用途にあったタイプを選びましょう。
固形タイプ
固形タイプのワックスは研磨剤(コンンパウンド)を含んでおらず、塗装面の保護を目的に作られています。そのため、汚れをきちんと落としてから塗らないといけないため、手間がかかります。
光沢にの持続性が高く、ツヤが出やすく効果の持続性があります。
半練りタイプ
半練りワックスは研磨剤(コンパウンド)が含まれており、水垢の除去も同時に行うことができるワックスです。
柔らかくて塗りやすく流動性のある半固形になっており、。効果の持続性は固形タイプの半分程度です。
液体タイプ
液体ワックスは施工性が良く性能も優れているものが多く、最も人気があるワックスです。水のようなワックスで手軽に塗ることができ、研磨剤(コンパウンド)が入っているタイプのものもあります。
拭くだけタイプ
ウェットティッシュのようなタイプで、取り出して拭くだけであるため、施工性が優れています。
しかし、拭くだけであるため他のタイプのワックスより性能が劣ってしまいます。
ワックスがけのポイント
ワックスがけは上手くいかないとムラができたりボディに傷をつけてしまうこともあります。
そこで、初心者でも失敗せずに上手にできるよう、ワックスがけのポイントをご紹介します。
気温の高い時に作業しない
ワックスがけだけではなく、車の洗車の基本となります。特に炎天下や日差しの強い時など気温が高い時ワックスやムラになり仕上がりが悪くなるうえ、ワックスの拭き残しが多くなってしまいます。
また、気温の高い時にはボディについている水が乾燥しやすいため、洗車の段階で水道水の残留物がボディの上で蒸発して固着してしまうこともあり、高温や炎天下での洗車はおすすめしません。
ワックスはスポンジに少量取りすぎないようにし、しっかりと伸ばす
ワックスは水につけて硬く絞ったスポンジに少量つけ、こすり過ぎないようにまんべんなく塗ることが大切でしょう。
最初は縦方向、次は横方向、最後にに縦方向と塗り残しがないようにまんべんなく塗りましょう。
ワックスを取りすぎることなくスポンジに均等につけるには、缶の中でスポンジをワックスに押し付けながら1回から2回転させるといいでしょう。
部分ごとに拭き取る
車全体にワックスをかけてから拭き取り作業をする人がいますが、実はこの方法はまちがっています。
なぜならワックスが完全に乾いてしまうと拭き取りが困難になり、その分余計に拭き取りを行うことで、ボディ傷を付けてしまうこともあるからです。
ワックスは乾く手前が一番滑らかで拭き取りやすく、さらに拭き取りの際にワックス成分が引き伸ばされ、細かい部分まで行き届き、仕上がりも良くなります。
そのため、ワックスを塗る場合はフェンダー、ボンネット、トランクなど、各部品ごとにワックスをかけていき、毎回拭き取りまで終わらせてから次の作業に移るようにしましょう。
樹脂部分には塗らないようにする
車によっては黒いモールの部分やルーフレールといった塗装がされていない部分も存在します。
そこにワックスを塗ってしまうと表面にワックスが入り込んでしまうため、拭取り作業は非常に困難になります。
そのため樹脂部分がある周辺を塗る場合は慎重に作業してください。
まとめ
車のワックスがけは上記でご紹介したポイントを押さえれば初心者でもきれいにかけることができます。
また、それぞれのワックスの特徴を把握し、状況によって使い分けるようにし、愛車のボディをピカピカにしてあげてください!