建設業や農業などでは活躍していますが、
一般的な車選びにおいて軽トラックは
選ばれにくい車種です。
正直私にはマイナスイメージしかなかった
軽トラックですが、今回の九州北部豪雨の取材で
ガラリと変わりました。
軽トラックが被災地では大活躍をしています。
◆軽トラックの必要性
被災地では軽トラックが重宝されています。
理由は
１．荷物や廃材の運搬がしやすい
２．ちょっとしたオフロードなら気軽にいける
３．気軽に乗れる
という点が多く聞かれました。
〇積み降ろしのしやすさ
やはり、軽トラックの魅力といえば
荷物の積み降ろしから運搬が楽なところです。
２ｔトラックを使えば容量が増えますが、
高さがある分、積み降ろしでは軽トラックが有利です。
軽トラックは、荷台がオープンなので後ろだけでなく、
左右からも手軽に積み降ろしができます。
後ろ左右のアオリをおろすとさらに
楽に積み降ろしが楽になります。
降雨時はシートをかぶせるなどの手間はかかるものの、
ロープで荷物の固定ができるのでより多くの
荷物を運べます。
〇オフロードも行ける
軽トラックであれば、写真のような道でも
気軽に進むことができます。
軽トラックのなかでも人気なのは四輪駆動です。
場所によってはタイヤが埋まってしまうので、
ＦＦやＲＲの軽トラックだと抜け出せなくなる
場面がよく見受けられました。
また、急な坂道を上る際にも四輪駆動の方が
スムーズに上ることができるからです。
〇気軽に乗れる
軽自動車のなかでも前後左右の視界が見やすいので
老若男女問わず運転ができます。
あまり運転しない人でも、
廃材の運搬のために軽トラックを借りてきて
運転をしていました。
「なんでも積めるから助かる。」
「運転の練習にもなるからいいね。」
という声が効かれました。
◆ボランティアにも使える
廃材などの運搬だけでなく、
ボランティアに必要な道具を
一度に運搬できるので、
現地のボランティアの
準備や片付け時にも一役買っています。
ただし、軽トラックの荷台に人を乗せて
道路を走行することはできますが、
荷物を荷台に乗せている場合にのみで
監視役として最少人数乗ることができます。
◆まとめ
今回の取材で軽トラックの大切さを実感しました。
大規模災害の復興には
ユンボなどの重機はもちろんですが、
軽トラックも必要です。
これからも軽トラックの長期的な活躍が
期待されています。
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