大手家電メーカーのパナソニックは
AI(人工知能)を使って居眠り運転を
予防する眠気制御技術を開発したと発表しました。
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◆概要
カメラとセンサーを使い、
AIが居眠り運転の予兆を察知します。
眠気があると判断したらエアコンなどを
自動で調整して眠気を抑制してくれるシステムです。
◆技術より得られた3つのシステム
・ドライバーモニタリングシステム
非接触でまばたきや表情などを計測し、
無自覚の浅い眠気を検知します。
・眠気予測システム
車内の環境(温度や明るさなど)を計測して、
眠気の推移を予測します。
・眠気制御システム
人の温冷感、温熱快適性を計測して、
快適な覚醒状態を維持します。
◆今までとは違うシステム
今までのシステムは覚醒刺激システムで、
センサーなどを用いて居眠りを検知し、
アラートや振動などを与えることによって
ドライバーを覚醒状態にしていました。
これではドライバーにとって
不快感を与えていました。
今回のシステムでは刺激を与えるのではなく、
温度調節などにより自然に覚醒状態にさせたり、
休憩場所を提案したりします。
しかし、眠気レベルが高い場合はアラートなどで
お知らせします。
◆まとめ
この技術が進展すれば、今乗っている車にも
取り付けが可能になるかもしれません。
ナビと連携して経路や渋滞情報などを
考慮した上でのシステムにしてほしいですね。
また、この技術は車だけでなく、
会社や学校にも応用されるようになるとのことです。
※運転する際には事前に体調管理を
しっかりしましょう。
このシステムを使えば眠らずに運転できる
というわけでありません。
システムを過信せず、
運転中は眠くなったら仮眠をとるなど
余裕を持った運転をしましょう。