2019年12月3日タイ東北部で、トラックが乗用車6台を次々と衝突していく玉突き事故が発生しました。衝突された乗用車の1台に、日本人男性3人が乗車。男性たちは軽いけがをしたもよう。地元メディアによると事故はトラック運転手の居眠りが原因とのことです。
出典:https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20191205-00000016-nnn-int
海外で事故を起こしたらどうすればいいの?
タイでの巻き込まれ事故の映像は衝撃的でしたね。しかし、海外で事故を起こしてしまった場合はどうすればいいのでしょうか?
1・現地の警察に連絡する
国によっては警察が交通事故に関与していない国もありますが、アメリカやカナダなど欧米諸国はまず現地の警察に連絡します。言語に不安がある場合は海外保険会社の日本語サポーターに協力を促すのも手です。名前、事故現場、けが人の有無などを伝えてレスキューを待ちましょう。
ちなみに、警察・救急など全てに適用する番号は「911」なのでにほ間違えないように記憶しておきましょう。警察が到着したら指示に従い国際免許証やパスポートなどを提示し、事故の詳細をキチンと伝えます。
2・レンタカー会社や保険会社へ連絡
海外での交通トラブルで考えられるケースとしてレンタカーを使用していることが考えられます。レスキューや警察を待つ間にレンタカー会社にも一報入れておきましょう。もし現地の友人などに車を借りている場合も同様に連絡しておきましょう。
海外で事故を起こしたら保険はどうなるの?
海外で事故を起こした場合は、日本で加入している自動車保険が使えることはほとんどありません。他者運転特約なども国内のみの適用がほとんどなので各社に確認はいりますが、機能しないと考えるのが妥当でしょう。
次に考えられるのは、海外旅行保険。基本のコースでは同じく補償されるプランは見当たりませんでしたが、「自動車運転者賠償責任担保特約」という特約を付帯させた場合は補償が受けられることも。国によっては使用できないことがあるので前もって保険会社へ確認しておきましょう。
最も有力なのが現地のレンタカー会社で加入する自動車保険です。日本と違い、掛け金でかなり差が出てくるので文章を注意して読んで契約しましょう。レギュラープランだと補償金が心もとないことも多々あるみたいなので、対人・対物補償が大幅にプラスされるSLI保険など追加型の自動車保険などでサポートし、安心安全に運転できる環境づくりを心がけましょう。
まとめ
海外での突然の事故…なるべくなら考えたくもないですよね?しかし、万が一に備えてしっかりと保険などで準備を整えていくことで最悪の事態を免れることができるかもしれません。何より事故を起こさないようにまずは各国の交通ルールを理解し、安全運転を務めることが重要といえるでしょう。