高速道路走行中につい・・・
降りるIC(インターチェンジ)を過ぎてしまった!!
という経験がありませんか?
行き過ぎた分の料金と戻る料金を支払うこととなり、
余計な出費がかさんでしまいます。
だからといって慌てて急ブレーキをしたり、
逆走したりすると重大な事故のもとです。
そんな時のために高速道路の規則に
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「特別転回」
というものがあります。
特別転回は、目的のICを過ぎた時に、
最寄りのICを使って目的のICへ戻ることです。
特別転回しようとするICの料金所の係員に
特別転回の了承印を押してもらうことで
行き過ぎた区間の料金が発生しません。
出発ICから目的のICまでの料金で
済むので知っておいて損はありません。
◆特別転回の際の注意
本来の料金だけ払うようにするためには
いくつか注意があります。
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注意その1.料金所手前で転回はダメ
高速道路本線から料金所へ向かっていると、
料金所手前にまた本線へUターンできそうな
スペースがあったります。
間違えたからといって、そこでUターンすると
Uターンした料金所までの料金と
Uターンした料金所から降りた料金所までの
料金が請求され、二重に料金を支払うこととなります。
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注意その2.ETCでの特別転回
ETCを利用している人は、特別転回する時には、
必ず一般ゲート(係員がいる料金所のゲート)に行き、
目的のICを通り過ぎた旨を伝えてください。
特別転回が適用されます。
(スマートICではできません)
その後、目的のICでも一般ゲートに入り、
ETCカードにて決済することとなります。
(そのままETCゲートを通過できるようですが、
承認を得たICの係員の指示に従ってください。)
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注意その3.係員の指示に従う
特別転回でICの係員が目的ICを
指定ICとして承認します。
しかし、他のICで降りてしまうと、
特別転回が適用されません。
また、特別転回のために一旦ICを出た時に、
そのまま転回しないのも適用されません。
必ず係員の指示に従って転回をしてください。
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◆まとめ
特別転回を知っていれば、
冷静に対処できます。
時間はかかりますが、
安全とお財布を守ることができます。
ドライバーでなくても、
一つの知識として知っておきましょう。
焦ってしまうと、賢明な判断が
できなくなってしまいます。
時間に余裕をもって運転をしていきましょう。