2019年12月5日午後16時40分頃JR学園都市線石狩太美~石狩当別間の踏切に乗用車が誤って進入。JRが車を移動させるために約50分間列車の運転を見合わせた。男性の話から猛烈な雪による”ホワイトアウト“が原因と考えられているそうです。列車と乗用車の接触はなくけが人はいなかったとのこと。
出典:https://www.fnn.jp/posts/2019120500000012UHB/201912052000_UHB_UHB
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ホワイトアウトってどんな状態?
ホワイトアウトというのは強い風で大雪が舞い上がって視界が一面真っ白になる状態です。ホワイトアウトは視界が著しく悪くなり、運転能力が低下するため対処が必要。今回の案件も一歩間違えてしまったら大事故に繋がってもおかしくなかったといえるでしょう。
ホワイトアウトの対処方法
1・ハザードランプを点滅させ自車の位置を伝える
ホワイトアウト状態になると視界が悪く数十㎝先も見えないこともしばしば。他の車が自車を確認できない可能性があるので、ハザードランプを点滅させ「ここにいます!」と他車に知らせてあげましょう。
2・断続的にホワイトアウトが続くようなら停車場所を探す
断続的にホワイトアウトが続くようなら、最寄りのコンビニエンスストアやガソリンスタンドなど安全な停車場所を探しましょう。場合によっては天候が収まるまで待ちましょう。吹雪の中で停車すると数分で雪に覆われることもあるので、風下側の脱出口となるドアの開閉を定期的に確認するのも忘れないように。
3・動けなくなったら早めのSOSで救援を要望
「身動きがとれない」など危険を感じたら、早めに道路緊急ダイヤルやロードサービスに救援を要請するのがいいでしょう。救援を待つ間にアイドリングをしていると、排気口が塞がってしまい一酸化炭素中毒が蔓延してしまう危険性が高まります。一酸化炭素は臭いも無臭で、なかなか気付きにくいといった特徴も。排気ガスの逃げ道を作って一酸化炭素が溜まらない環境を作りましょう。仮眠の際は、防寒をしっかりしたうえでエンジンを切ることをおすすめします。
ホワイトアウトになる前に…普段から対策しておくこと
雪が多い地域では立ち往生した時に役立つ装備をあらかじめ整えて対策することも重要です。特に車内が冷えてしまったら防寒具は生命線になります。ここではホワイトアウトなどで立往生したときに使える装備をご紹介します。
毛布 |
救援を待つ際に防寒具として役立ちます。 |
カイロ |
エンジンを切ったら車内の温度が冷え込むので役立ちます。 |
軍手 |
雪を除去する作業の際に凍傷の予防に使用します。 |
スコップ |
車付近に積もった雪を除去するのに便利です。 |
長靴 |
車外の除雪作業などで使用すると凍傷の予防になります。 |
まとめ
ホワイトアウトの1番の予防対策は「ホワイトアウトや猛雪が予想される日は運転しない!」ということです。しかし、どうしても出かけないという時のために対策をしっかり施しいつも以上に安全運転を心がけることが大切といえるでしょう。