近年、地震や大雨により、
土砂崩れや洪水等が発生し、
車が被災するケースが増えています。
せっかくの愛車が一瞬にして
ダメになってしまっては困ります。
そうならないためにも任意保険の
車両保険に加入することが
大事となりつつあります。
◆補償内容
車両保険は他の車だけでなく、
建物などの物損などに伴う自車の修理費用を
保障してくれるものです。
・分損の場合
分損の場合は本人の負担額の上限が設定されており、
上限を超えた分が保険で支払われます。
—————————————————————
・全損の場合
修理が不可能となった場合だけでなく、
修理費用が事故時点での車の価値を上回る場合も
全損扱いとなり、車の価値分が保険で支払われます。
嬉しいことに、現在では購入した当時の価格で保障する
特約もあります。
ただし、故意に行ったと判断された場合や
地震や津波における被害は基本的には対象外となります。
◆自分に合った保険を選ぶ
任意保険に加入する場合、
または更新する場合は必ず、
自分に合った保険を選びましょう。
1年更新をされている方が多いと思いますので、
更新のたびに、一年後を想定して保険内容を
見直しましょう。
何年も内容を変更していないと、
現在では必要ない保障が含まれており、
損している場合もあります。
◆保険会社を比べてみる
保険会社によっては地震や津波にも対象とする特約を
設定している会社もあります。
今加入している保険内容を確認して、
他社と比較してみましょう。
同じ内容でも安くなることがあります。
◆もし、被災したら
土砂崩れなどにより、車が流されてしまったり、
車が動かなくなった時は速やかに保険会社に連絡し、
手続きを行ってください。
車が行方不明となった場合でも、
発見された地方自治体で保管されていることがあるので、
周辺の自治体に確認をしてみましょう。
◆まとめ
近年、異常気象によりさまざま災害が発生しています。
東日本大震災や熊本地震をはじめ、
29年7月5日に発生した九州北部豪雨など、
いつ自分の地域に災害が起きるかわかりません。
被災してからでは遅いので今から十分な備えが必要です。