FIA(国際自動車連盟)はドリフト競技で
初の世界大会を行うことを公表しました。
記念すべき第1回大会は
東京のお台場で開催されます。
お台場は日本のドリフト競技最高峰の
「D1」で代表される場所の一つです。
日時:平成29年9月30日~10月1日
場所:東京お台場特設会場
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◆ドリフトは日本がルーツ
ドリフトは日本が発祥の地であり、
1980年代に日本各地の峠などで
ドリフトが流行しました。
巷ではドリフト族やローリング族と呼ばれ、
車体を横滑りさせながらカーブを曲がり、
速さを競うことなどが行われました。
しかし、公道でのドリフトは危険行為であり、
当時は死亡事故が起きていました。
そのこともあり、警察の取り締まりが強化され、
ドリフトがしやすい道路では、
ドリフトができないように舗装されたりしました。
◆ドリフトは世界へ
現在では日本だけでなく、アジアや
アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアと
世界の至る所で大会が行われています。
しかし、いままで統一した規格は
ありませんでした。
そこで、FIAは世界大会を行う上で
必要な世界規格を制定しました。
今後、この統一した企画のもとで
世界各国で大会が開催され、
日本の選手が世界で活躍する場面が
見られることでしょう。
FIAはこのドリフトの世界大会を通じて
さらなるモータースポーツの発展を
目指しています。
◆まとめ
ドリフトは危険行為として知られていますが、
ドライビングテクニックのひとつです。
世界各国の選手が己の技を磨き、
大会では限界ギリギリのバトルや
パフォーマンスを見れるのではないでしょうか。
是非世界レベルのドリフトを見てみたいものです。
ドリフトは公道ではせず、必ずサーキットの
講習会などで練習しましょう。
余談ですが、世界中でドリフトが人気になると、
大会で使われている車種の需要が増え、
海外へ輸出されるようになります。
そのため、査定価格が上がる可能性があります。
数年後どのように価格が変化するか楽しみです。