日本の景観を守るために国土交通省が設けた
「道路デザイン指針(案)」(2005年)の
改定と「景観に配慮した防護柵ガイド
ライン」(2004年)を見直し、「景観に
配慮した道路付属物等ガイドライン」を
制定しました。
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◆目的と背景
訪日外国人観光客の増加等を踏まえ、
良好な道路の景観形成への要請が高まり、
以前よりあったものでは合わなく
なったため、時代に合わせるべく見直しが
必要となり、部分的に改定を行いました。
◆適用範囲と対象
道路や防護柵はもちろんのこと、
いままでガイドラインの設定がなかった
歩道橋や標識柱、照明にもガイドラインを
設け、積極的に事業量を増やしていきます。
◆主な改定の内容
<道路デザイン指針(案)>
約10年後を想定した道路空間の再構築を
行います。
<景観に配慮した道路付属物等ガイドライン>
道路付属物等の集約化や撤去の検討を
行います。また、地域に応じた基本色を
設定し、これから先も景観を崩さない
ような設計にします。
◆基本色について
<防護柵>
防護柵ガイドラインではダークグレー、
ダークブラウン、グレーベージュの
3色を基本的な色彩とします。
<道路付属物等>
防護柵の3色にオフグレーを加えた
4色を基本色とします。
◆まとめ
現在景観を阻害している錆びた標識や
柱などを修復や撤去を行い、形状や色彩の
異なる防護柵なども統一させていきます。
日本人はもちろん、外国の方にもきれい、
美しいと思える道路を目指していきます。