パンクしてないのに空気が抜ける?

車の空気圧はチェックされていますか?
タイヤの空気圧のチェックは
1、2か月に1回ぐらいと言われています。

その理由としてはタイヤの空気は
自然に少しずつ抜けていくからです。
ですが、月に1回入れてないといけないくらい
減るのかというとそういうわけではありません。
規定値の範囲より下回っていないか
念のための確認です。

窒素を充填していると空気を入れるより抜けにくいため、
充填する回数はそんなに多くないと思います。
ですが、パンクもしていないに
空気の減りが早くなる場合があります。

その原因としてエアバルブの劣化があげられます。

ここでは以前私が経験したことをもとに
エアバルブの劣化による空気圧の低下について
ご紹介したいと思います。

 

◆エアバルブとは

エアバルブはタイヤに空気に部品で、
自転車はチューブと一体化していますが、
自動車の場合はチューブがないため、
ホイールに取り付けられています。

 

◆タイヤだげが空気漏れの原因ではない

以前の職場にタイヤメーカーに勤務されていた方がいて、
隣に停めていた自分の車のタイヤをふと見た時に
「あれ、後ろのタイヤ空気抜けてるよ。
パンクかどうかわからないから空気入れて様子見てね」
と言われました。
普段乗っていて挙動がおかしいということはなく、
言われてびっくりしました。
その日の帰りにガソリンスタンドで
空気圧をチェックしてみると、
明らかに基準値を下回っていたので
抜けていることがわかりました。

ひとまず空気を基準値まで入れて帰りました。

次の日の帰りにまた調べてみると抜けていたので、
パンクだと思い、夜も遅かったので次の日の朝、
整備ができるガソリンスタンドで
パンク修理を依頼しました。

最初はタイヤ自体に釘か何か刺さっているのかと
思っていましたが釘などは刺さっておらず、
タイヤ自体から空気が抜けていないことがわかりました。
注意深く調べてみると、タイヤに空気を入れる箇所
つまり、エアバルブから少しずつ
空気が抜けていることがわかりました。

タイヤをホイールから外し、
バルブを交換していただきました。

 

◆早めの対処が大事

 

タイヤ交換と同時に行うことで
ある程度防ぐことができますが、
あまり走らない場合や、
タイヤ交換時に行わない場合、
経年劣化によってこのような現象が発生します。

また、空気圧チェックする際に
バルブに負荷をかけすぎると
傷みやすくなるのでやさしく行いましょう。

発見してから修理まで数日かけてしまうと、
場合によってはタイヤの中にあるワイヤーや
ホイール自体が変形してしまう可能性があり、
タイヤやホイールごと買い換えること
なってしまいます。

そうならないためにも早めに対処しましょう。

 

◆まとめ

タイヤは車で唯一地面と接地する箇所です。
タイヤから伝わる情報をいち早く察知することで
未然に故障や事故を防ぐことができます。

空気の抜けがひどい場合は振動がでたり、
加速感が鈍くなったり、
コーナリングで違和感を感じるようになります。

まだ大丈夫と思わずに、
ガソリンスタンドや整備工場へ持っていきましょう。

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