突然ですが、この記事を読んでいるあなたの周りに高齢ドライバーの方はいませんか?ニュースで見かける高齢ドライバーによる事故も、車を運転する人以外ではなく車を持ってない人にも影響を及ぼす事故が多いです。そんな高齢ドライバーにも運転免許返納のオススメもしていますが、なかなか素直に免許返納に応じてくれない高齢者が多い実態があります。今回は高齢者の運転免許返納時でのトラブルについて4つの事例をご紹介します。
自分の運転技術を過信している
まずご紹介するトラブルは自分の運転技術を過信している事によるトラブルです。
高齢ドライバーが高度成長期にあった交通戦争と呼ばれる時代をくぐり抜けてきたという自信があるので、なかなか自分の運転技術を見直す事もしません。
そのため「俺の運転技術は大丈夫だ。まだ衰えていない」と過信して、その結果事故を起こしてしまうケースもあります。
そうなる前に、納得して運転免許を返納してくれるといいのですが、なかなかそうも言っていないのが現状です。
指図されるのを嫌う
次にご紹介するトラブルは運転免許返納を指図されるのを嫌う高齢ドライバーが多い事です。
これは運転免許返納に限った話ではないかもしれませんが、自分より年が下の者に人にあれこれ指図されるのを嫌う高齢者も実際にはたくさんいます。
運転免許返納を勧めてくるには、事故の事故を未然に防ぐなど何かしらの理由があっての事です。
お互いにとってもメリットがある話なのですが、なかなか聞き入れてくれない高齢ドライバーも多いです。
事故を人のせいにする
続いてのトラブルは、自分が起こした事故にも関わらず人のせいにしてしまう高齢ドライバーが多い事です。
こういう高齢ドライバーは、何か事故を起こした時にも「こっちはちゃんと運転していたから相手が悪い」など、自分の非をなかなか認めません。
先ほどご紹介した指図されるのを嫌うのと同じように、なかなか運転免許返納に応じては来れません。
そのため、粘り強く運転免許返納をお願いするか、別の方法でお願いする事になります。
家族の不安を自分の事として考えない
最後にご紹介するトラブルは家族の不安を自分の事として考えない高齢ドライバーが多い事です。
高齢ドライバーがいる家族で、もし高齢ドライバーが事故を起こした時の責任も負う必要が出てきます。
そういったトラブルを未然に防ぐために運転免許返納お願いしたいのですが、ここまでご紹介したような理由で運転免許返納に応じてくれない高齢ドライバーも多いです。
説得に応じない場合は第三者も考えを
今回は運転免許返納に関するトラブルを4つご紹介しました。家族の説得に応じない場合には、お近くの公安委員会を使って返納を流す事例も報告をされていますので、実際に困っている方は警察署や公安委員会に相談してみてはいかがでしょうか?