運転の良し悪し
運転テクニックやマナーの差を
一番体感しやすいのが、
発進時と停止時です。
運転の上手な人の場合、
動き出した瞬間や停止する瞬間に
ぎこちなさがほとんどありません。
一方、運転の下手な人の場合、
発進する瞬間に
アクセルを強く踏みすぎて、
同乗者の体(特に頭)が
後ろに急に引っ張られたり、
停止する際には
前方につんのめったりします。
座席の上に置いた荷物が
床に転がったり、
同乗者が車酔いしやすく
なったりもします。
では、どうすれば、
同乗者にぎこちなさを感じさせない、
丁寧な運転ができるのでしょうか。
スムーズな発進と停止って？
アクセルの踏み始めは、
ゆっくりじわじわと
力を込めるようにします。
そして、ひと呼吸おいてから、
踏み込む量を増やしましょう。
そうすると、
発進時のぎくしゃく感が
解消されるとともに、
キビキビとした加速感も
得られます。
停止の場合も、踏み始めを
ゆっくりじわじわと
踏むようにします。
さらに、停止する瞬間には、
ブレーキを踏む力を
スッと抜くことで、
ガックンとつんのめる
不快な挙動が起こりにくくなります。
信号待ちも気を抜かない
信号待ちの際には、
周囲の交通状況をしっかりと
見ておくようにします。
信号が青に変わったら、
信号無視の車や歩行者が
いないことを確認したのち、
速やかに車を発進させましょう。
他のことに気を取られ、
後続車からホーン(警音器)を鳴らされ
慌てて発進するのは、
安全確認がおろそかになったり、
交通の流れを乱したりすることにも
なりますので、
気を抜かないようにしましょう！！
状況の先読みや車間距離も大切
スムーズな運転を実現するためには、
発進・停止の回数や加減速を
減らすことも大切です。
この先の信号機の色や、
前方車両の渋滞具合などの
状況を先読みしつつ、
できるだけ車間距離を
広く保つことが、
スムーズな運転の秘訣です。
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