日産の不正問題を受けてスバルで
社内調査した結果、完成検査業務を
実施するにあたり、不適切な事案が
あることが確認されました。
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◆完成検査の実態
国交省へは完成検査員が完成検査を
行うこととなっていました。
しかし、スバルでは完成検査員として
認定をするために実際に現場を経験する
期間を設けていました。
つまり、完成検査員と研修生の両方が
完成検査を行っていたこととなり、
国交省へ提出した内容と異なっていました。
完成検査員と同等の知識と技能を
持っていると現場管理者が認め、現場監督の
監視下で研修生が行っていました。
もう一つの問題は研修生が行った完成検査も
完成検査員が検査したものとして、
完成検査員の印を貸与し、代行押印させて
いました。研修生が行っていたにも
かかわらず完成検査員の印を押していた
というところも問題となっています。
◆今後の対応
完成検査を今後、透明性を高め、将来に
渡って誤った運用や解釈が生じないように、
改めて規定を体系的に整理し直しをします。
そして対象車両に関しては、リコールを
検討しています。
◆まとめ
スバルにも不正問題が発覚しました。
このニュースを受けてショックをうけた方も
いらっしゃると思います。
東京モーターショー開催中の発表でした。
日産の不正発覚から約1か月スバルだけでなく
他にも本当はあるんじゃないかと疑いたく
なります。
信頼回復のためにも日産もスバルも全力で
対策と努力をしてもらいたいものです。