水没を未然に防ごう

台風や豪雨により道路が冠水し、
冠水した道路で自動車が止まってしまう
トラブルが発生しています。

 

◆過信が危険!!

道路が冠水してるのに
無理やり通行するのは危険です。
冠水している道路に入るだけで
すぐにエンジンが止まることはありませんが、
前の車が止まってしまえば
近いうちに自分の車も止まってしまいます。

車によって、耐えられる水位は異なりますが、
冠水した道路に入る前に迂回できる道を探しましょう。

 

◆雨のアンダーパスに注意

アンダーパスと呼ばれる
道路や線路の下を通る道路では
通行止めとなる場合がありますが、
通行止めになる前に水位が上昇し、
動けなくなる場合があります。

長時間降り続いている場合や、
降雨量が多い場合は通行を避けましょう。

 

◆車は簡単に浮く

水位が上昇してくると、
車は浮いてしまいます。
浮いてしまうと車は前に進みません。

ですが、エンジンがある方が重いので
一般的に前方が沈みますが、
後輪駆動の車は後輪が空転するので
動かなくなります。

前輪駆動車だからと言って安心もできません。
前傾になってしまえばその分
エンジンに水が入りやすくなるからです。

 

◆車が動かなくなったら

車が動かなくなったらエンジンを切りましょう。
水位が低い場合はドアを開けられますが、
ある程度水位があると水圧で開きません。

パワーウインドの車が多いので、
窓が開いていれば脱出できますが、
開かない場合は車内に同じくらい水が
入ってくるまで待ちましょう。
力は要りますが開けられるようになります。

それが待てない場合を想定して
窓ガラスを割ることができる脱出用ハンマー
車内に常備しておきましょう。

 

◆水没後も注意が必要

水没したことにより、
配線や電子機器がショートする場合があります。
感電する危険性もあるので水没後も
すぐにエンジンをかけないようにしましょう。

また、ハイブリッド車に関しては
高圧のバッテリーを搭載していますので
むやみに扱わないのがベストです。

 

◆まとめ

冠水しやすい道路は市町村などで
公開されています。

また、車両保険に加入していると
保障の対象となる場合あります。
車両保険についての記事もチェックしてみましょう。
http://car-satei.org/carlife/if_insurance_important/

事前に把握しておき、通行の際には
注意して通行しましょう。

JAFのサイトに水没に関する情報が
公開されています参考にしてみてください。

http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/usertest/submerge/detail4.htm

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