2019年8月31日、茨城県守谷市の常磐自動車道。
先日の常磐自動車道「煽り殴打事件」の実況見分中に反対車線の下り線で乗用車2台とトラックの計3台の車が絡む玉突き事故が起きてしまいました。
追突した車は前方車両が減速しているにもかかわらず後ろから突っ込み、そのはずみでトラックに衝突、怪我人は出ませんでした。
世間的にも話題となった煽り運転の実況見分とあって、反対車線では速度を緩めて走る車が多く、わき見運転が原因とみて警察が原因を調査しています。
出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190831-00000023-asahi-soci
実況見分の現場で玉突き事故!減速の理由はよそ見運転?
煽り運転をして会社員の男性に怪我を負わせた「煽り殴打事件」は、容疑者が指名手配されたことでかなり話題となった事件。
そんな事故現場の実況見分が行われていたということもあり、追い越し車線にも関わらず速度を落として運転していた車が多かったようですね。
今回追突してしまった乗用車は、前の車が減速しているにもかかわらず追突し、思わずハンドルを切った先のトラックに衝突してしまいました。
この場合は近くに警察がいたとしても、実況見分の最中で手が離せない状態と思われるので、きちんと110番通報して応援を頼むほうが良さそうです。
また、怪我人が出ていないとのことでしたが事故後のアドレナリンで痛みなどを感じていない可能性もあるので、ひと段落が着いたら早いうちに病院で診察してもらいましょう。
衝突された側のトラックと乗用車は過失割合をハッキリとさせるためにも、事故の様子をしっかりと覚えておくことが大切です。
ドライブレコーダーがある場合は警察に提出し、車の傷や荷物の破損の具合を写真や動画を撮影しておくのがおすすめです。
仮に乗せていた荷物に破損があったとしても、任意保険に加入している場合は修理代や給付金として補償されますよ!
よそ見運転の玉突き事故で支払う賠償金の額は?
今回の場合は怪我人がいなかったので病院代や治療費を払うとしても検査代くらいでしょう。
ただ、車の破損や荷物の破損には賠償金の請求をされてしまうため、任意保険に加入している場合は過失割合を考慮した金額を保険会社が賠償することになりそうです。
トラックを巻き込んでいる場合は特に要注意で、乗せている荷物が仮に要冷蔵や要冷凍のナマモノの場合、配達や運送ができずに荷物の賠償金も請求される可能性があります。
他の人たちが減速して追い越し車線に渋滞ができていたとはいえ、接触がない車は事故の過失は認められないので、今回の事故は3台の車同士で自己処理を行うことに。
どんな理由であれ、事故を起こしてしまった車は警察や保険会社、弁護士を通じて過失の割合をきちんと出してもらいましょう。
まとめ
運転中はどんな理由であってもよそ見をしてはいけません。
注意散漫で事故を起こして玉突きを起こしてしまうと前方不注意として追突した車の過失割合が高くなります。
確かに例の煽り運転の実況見分は気になりますが、運転をする時は運転に集中するようにしましょう。