車の溝は見ていてもタイヤのローテーションを
している方は少ないと思います。
車検時に一緒にしてもらうケースもありますが、
車検時までの走行距離は人によってバラバラです。
なぜローテーションしないといけないのか
見てみましょう。
このページのラインアップ
◆なぜローテーションが必要?
タイヤをローテーションする意味はなぜでしょうか?
それは車の操縦安定性を確保するためです。
タイヤの前後、左右で必ずしも均等に減りません。
均等に減らないため、バランスが崩れて走るときの
性能に影響します。
ではなぜそのようなことが起きるのでしょうか。
わかりやすい例はのは駆動方式による違いです。
FFとFRや4WDではタイヤの使い方が違います。
普段走っているとブレーキをかけると主に前タイヤに
負担がかかります。さらにFFは前のタイヤを動かして
走るので摩擦が増加するため、FRや4WDに比べ前
タイヤを摩耗します。
◆ローテンションの時期
タイヤのローテーション時期はだいたいどれくらいだと
思いますか?
日本タイヤ協会やタイヤメーカーによると
5,000km~10,000kmとされています。
タイヤの空気圧が正常かどうか、キャンパー角の付き
具合等によりすり減り具合も様々です。
オイル交換が3,000km~5,000kmとなっていますので
オイル交換する際にタイヤの状態を確認すると
良いでしょう。
写真は私の愛車のタイヤです。手が映っている方が
前タイヤ、足が映っているほうが後ろタイヤです。
2015年12月の車検時に交換して以降、
約2年間ローテーションしていませんでした。
私のクルマはキャンバー角が少しついており、
八の字となっているため、内側がかなりすり減って
います。このように内外の差が激しい場合も
ありますのでいつの間にかパンクやバーストしたり
する危険があります。
◆まとめ
ローテーションをする利点としてはタイヤの状態を
把握できることです。
通常横からしか見えないタイヤですが、タイヤを
外すことでどこが一番摩耗しているか、あとどれらい
走れるか、どのような走りをしているかがわかります。
また、タイヤに異物が刺さっていないかなども確認できる
のでタイヤのローテーションをおススメします。
くれぐれもローテンションする際はタイヤ専門店などに
行ってしてもらいましょう。
タイヤの脱輪等の危険があるため、ご自身ですることは
お勧めしません。
タイヤの使い方を知り、経済的な走りを心がけましょう。