現在、ガソリン車用の4WDシステムと
ハイブリッド車用の4WDシステムが
ありますが、トヨタはそれぞれに新しい
4WDシステムを開発しました。
今まで以上に燃費向上と4WDとしての
悪路も走れる走破性や高い操縦性を
目指して開発を行ってきました。
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◆4WDシステム
4WDといえば曲がらないというイメージを
お持ちの方もいらっしゃると思いますが、
新しく開発された4WDシステムでは左右の
トルクとブレーキをうまく作用させることで
旋回性能を向上させることが可能に
なっています。
また、悪路(ダートや雪道)を走行中でも
空転するタイヤをコントロールすることで
路面状態に左右されない運転を向上させて
います。
●ガソリン車の4WD
「ラチェット式ドグクラッチ」を採用した
「ディスコネクト機構」により、
2WD走行時ではシャフトの回転を
停止させることで無駄なガソリン消費を
抑えて燃費を向上させます。
「トルクベクタリング機構」によりリヤの
トルクを左右独立して制御することで
タイヤが路面を伝えることができるので
走破性が向上しました。
●ハイブリッド車の4WD
「新型E-Four」
前後の駆動力配分をコンピュータが自動で
制御することでハイブリッド車における
4WD性能を向上させました。
◆まとめ
コンピュータ制御が増えて車をあやつる
楽しさがなくなることが懸念されます。
現在アクセルやブレーキが電子制御となり、
タイムラグが発生していることに不満を
持っている方もいると思います。
コンピュータで制御してもいい部分と自分で
制御したい部分をきちんと分けられる
システムを作ってほしいものです。