家族や友達とアウトドアといえばSUV!!
そのなかでも比較的全長が短い
コンパクトSUVが注目されています。
車種の長所短所を知っていきましょう。
何も知らずに試乗しに行くよりも少し知識を
入れて試乗した方が購入後のギャップを
埋めることができます。
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◆コンパクトSUV比較
<トヨタ C-HR>
トヨタのコンパクトSUVで2017年販売台数
SUV部門では1位を獲得しました。
見た目のインパクトから発売当時から人気が
出てここ1年で街中でよく見かけるように
なりました。また、他のコンパクトSUVに
比べるとパーツが豊富にそろっているので
オリジナリティを作りやすい車種です。
路面状況に応じて縦揺れを制御してくれる等
レース等で培った技術が反映されています。
しかし、ハイブリッド車はFF車のみ
ガソリン車は4WDのみの設定です。
4WDではあるものの、悪路走破性という点は
かけるところがあります。
いわゆる街乗りSUVです。
C-HRの難点は後部座席の高さです。
中心から後部席に向けて天井が下がっている
のでせまく感じますし、身長が高いと
頭が付いてしまう可能性があります。
<ホンダ ヴェゼル>
SUV販売台数1位に何度も輝いた定番中の
定番の車種です。
2月にマイナーチェンジを行い、
少しずつ進化しています。
C-HRとの違いはFF車や4WD車やより
スポーティ仕様のRSがあり、パドルシフトも
採用されているので走りを楽しみたい人に
とってはこちらの方がおススメです。
また、ホンダセンシングが標準装備で、
オプションをつけなくてもある程度の
サポート機能が付いているのはありがたい
ところです。
難点といえば燃料タンクの容量が他社に
比べると少なめです。
少ない分軽いメリットはありますが、
長距離になるとガソリンスタンドが遠い
場合にはエンストを起す危険性があるので
ガソリンスタンドが遠い方はハイブリッドを
選びましょう。
<日産 ジューク>
C-HR同様エクステリアにクセのある1台で
発売当時は人気があったものの、
現在はTOP50にもランクインしないほど
影を薄めています。
ジュークの魅力は外装から内装まで好きな
色が選べるところです。よく外装と内装が
あっていないけど仕方ないからあきらめたと
いう方もいらっしゃると思いますが、
細かいところまで自分の思い通りの
カラー設定ができます。
ジュークは1.5Lと1.6Lターボエンジンを
採用しており、1.6Lターボエンジンでは
コンパクトSUVのなかでもパワーがあるので
力強い加速感が味わえます。
走りを追及すると維持費が高くなるので
その分の覚悟は必要となります。
<三菱 エクリプスクロス>
2018年3月に日本に導入されたモデルです。
S-AWDは路面状況に応じて4本のタイヤを
制御して走るので悪路走破性もコンパクト
SUVの中では高いのでアウトドア向けの
1台です。
また、広さも後部座席がスライドできるため
荷物の量に応じて変化できるので使い勝手も
いいです。パドルシフトもついているので
走る楽しみも味わえます。
難点は維持費です。価格も他社に比べると
高く、燃費・重量も考慮すると使い勝手の
代償といえます。
実際に乗ってみてコストパフォーマンスが
いいなと感じない人にはお勧めできません。
<三菱 RVR>
RVRはC-HRやヴェゼルに押されて
すっかり影を潜めていますが、
4WD車では2WDも選べるパートタイム
4WDなのが魅力です。普段はFFで走り、
必要に応じて4WDにできるので燃費も
稼げます。
RVRは排気量はあるものの、パワーが
他車に比べると弱く燃費も劣るため
イマイチ人気が出づらいところです。
<スズキ ジムニーシエラ>
ジムニーの普通車版のシエラです。
ジムニーではパワーが足りないと
思っている方にはお勧めの1台です。
比較する車種の中でも最軽量で、
価格も200万円以下で購入できるので
アウトドアを始めたい方には
もってこいの1台です。
パートタイム4WDを採用しており、
2WDと4WDが選べるので燃費も
稼げますし、小回りができるのも
魅力的です。
しかし、シエラは4人乗りであり、
3ドアです。重量が軽いわりには燃費も
そこまで優れているというわけでは
ありません。
<スズキ エスクード>
スズキのSUVといえばジムニーと
エスクードです。かつてレースに
参戦していたこともあり、
1988年からあるロングセラー車です。
今ではすっかり影が薄くなって
きていますが、4WDのモードを
選ぶことでスポーツから雪道、
ぬかるんだ道まで走れるので
悪路走破性も高いです。
また、後部座席を倒すと、1,415mmと
広いのでゴルフバックやサーフボードなどの
レジャーで荷物を多く積めます。
エスクードは悪路走破性は高いものの、
価格や燃費の面から他車よりも影が
薄くなっています。
売れている車に目が行ってしまって
エスクードの存在も知らないという人も
少なからずいると思われます。
コンパクトSUVを選ぶうえで一度は
試乗しておくといいと思います。
<マツダ CX-3>
CX-3は唯一ディーゼル設定のある車です。
ガソリンの中でも安いのですが、
ディーゼル=燃費が悪い・環境に悪い
というイメージがまだ払拭できていません。
しかし、それを払しょくしてくれるのが
CX-3です。
ガソリン車に比べ排気量も1.5L で燃費も
20km/L以上を実現しており、
クリーンディーゼルなので昔に比べると
環境問題にも対応されています。
しかも、ディーゼルにはMT車も設定があり、
マニュアルに乗りたい人には嬉しい1台です。
ロードノイズやディーゼル特有のエンジンの
振動が気になるという意見もあるので
試乗して確かめてみましょう。
<スバル XV>
スバルのコンパクトSUVであるXVは
水平対向エンジンが採用されており、
シンメトリカルAWDとフォレスタにも
採用しているX-MODEで悪路走破性に
優れています。
難点といえば、重さです。パワーが
あっても重量があっては加速感が
得られません。また、幅が1800mm
あるので軽自動車などからの乗り換えを
される方は車幅間隔に注意が必要です。
<スズキ クロスビー>
ハスラーの大型版として登場しました。
200万円以下から購入できるSUVとして
免許をとりたてでもみんなでアウトドアを
したい方にお勧めです。
スポーツモードから雪、ぬかるみなど
路面状況に対応できる4WDシステムが
付いています。小回りがきくのも
魅力の一つです。
モーターの出力自体は低く、C-HRや
ヴェゼルよりも室内は狭いので重い
荷物の積みすぎには注意が必要です。
<スズキ イグニス>
見た目はSUVに見えませんが悪路も
走れる性能をもった車です。
クロスビー同様小回りがきくことや
価格が200万以下とお得です。
しかし、クロスビー同様積載容量や
パワー不足は否めないため、本格的な
アウトドアをしたい人には向きません。
◆まとめ
コンパクトSUV選ぶ際には二輪駆動か
四輪駆動を選ぶことで悩みますし、
街乗りなのか本格的なアウトドアを
したいのでも選ぶ車種が違ってきます。
予算や乗った感じで選びましょう。
必ずライバル車を比較することを
忘れずにしましょう。
妥協できる点とできない点を明確に
したうえで購入しましょう。