ドライブや洗車など、車を持っているからこそ味わえる醍醐味も色々あります。
その醍醐味の中には「改造(DIY)」も含まれています。
車の改造には、お気に入りのパーツを自分で取り付けたり、ボディカラーを自分好みにするなど色々で、改造でその人の好みが分かると断言する人もいます。
そんな楽しい改造ですが、注意しないと「不正改造」として処罰されることもあるのをご存知でしょうか?
今回は、不正改造車にならないためのポイントを5つご紹介します。
ライト類の色を変える
気軽な車の改造として「ライト類の交換」も思い浮かべますが、ライト類にも色の決まりがあります
以下にまとめてみました。
・ブレーキランプ:赤色
・ウィンカー:橙色
・ポジションランプ:白もしくは淡い黄色・橙色
・テールランプ:赤色
・フォグランプ:白色もしくは淡い黄色
・バックランプ:白色
・リフェクター:赤色
これらのライト類は、周りに自分の車の動きを知らせるために欠かせない重要な部分です。また、先程まとめた色は全て道路交通法で決まっているので、勝手に色を変えると法律違反として摘発されます。
ちなみに、ルームライトについてはカー用品店などで販売されているライトなら問題ありませんが、ルームライトをつけたまま走ると違反となります※タクシーは除く
タイヤのはみ出し
最近ではあまり見なくなった改造方法で「タイヤのはみ出し(ツライチ)」もありますが、実はこれも決まりがあります。
タイヤが車体からはみだしてしまうと、ボディやブレーキ関係の部品と当たってしまい、車の近くを歩いている歩行者にとっては危険な状態となります。
ツライチをする時はタイヤのはみだしに注意が必要です。
マフラーの改造
車についているマフラーは排気音を小さくする効果があり、車になくてはならない部品の一つです。
しかし、改造の過程でマフラーを取り外す人がいますが法律違反となりますし、マフラーが無い車は騒音が大きく出てしまいます。
また、マフラーの近くにある触媒装置も取り外しは厳禁です。触媒装置がないと有害物質をキレイにすることなくそのまま外へ排出されるので、環境にとっても悪い影響を与えてしまいます。
窓ガラスに着色フィルムやステッカーを貼る
リアガラスと同じ感覚で、フロントやサイドのガラスに色のついたフィルムを貼る事は不正改造にあたります※透過率70%以下のフィルム
昼間ではそこまで気になりませんが、日が沈んだ夜間では運転の妨げとなる程暗くなるので、事故の原因にもなります。
また、車検をした時にもらえるシール以外のステッカーを貼ることも法律違反となります。
不正なクラクションやホーン
他の車や歩行者に自分の車の存在を知らせるためのクラクションやホーンも、間違った物を取り付けてしまうと法律違反となります。
不正なクラクションやホーンとしては、純正品よりも音が大きいタイプや、音楽が流れるミュージックホーンなどが該当します。
これらのクラクションやホーンを使うと、本来の目的から外れてしまうので危険です。
法律の範囲内でカスタマイズ
いかがでしたか?
自分の愛車は好きなように改造したくなりますが、法律に触れない程度で楽しく改造することをおすすめします。