海外での日本車人気はとどまる事を足りません。性能の良さや故障が少ない事、豊富なカラーバリエーションなどが、海外生産の車と比較しても優れています。そんな中、日本車人気がさらに高まっているニュースを発見しました。今回はそのニュースを深く掘り下げます!!
東南アジアで日本車の人気が高まっている
経済発展が進むアジアの中でも、タイやベトナムなどの東南アジアが著しく経済発展を続けています。
その中でもミャンマーの発展が著しく、多くの日本企業も海外拠点をミャンマーに置いて活動しています。それ以外にも海外企業の進出が目立っていて、暮らす人々の経済力も上がってきているそうです。
ミャンマーでは日本車も多く輸入されていて、性能の良い日本車が多くミャンマーの道路を走っています。
ちなみに、ミャンマーでは日本車以外にも韓国や中国、欧米などの自動車メーカーが販売している車も走っていますが、日本車の割合が多くなっています。
ミャンマーでは日本車の輸入制限が始まった
そんな中、先日ミャンマー政府が右ハンドル車の輸入禁止を打ち出しました。
首都のヤンゴンを初めとする都市での交通渋滞が輸入制限を掛けた理由と見られていますが、この輸入制限で最も影響を受けるのが日本車です。
優れた性能と故障の少なさで根強い人気がある日本車が輸入出来なくなったミャンマーでは、日本車を見かける機会が少なくなってきます。
ちなみに、今回の輸入制限は右ハンドル車のみで、左ハンドルの車についてはこれまで通り輸入可能です。
規制の結果どうなる?
今回の輸入制限が始まった結果、日本車の輸入で生計を立てていた輸入業者の多くが廃業してしまう可能性が浮上してきました。
日本車は性能の良さから需要も高く、また日本では金額が付かない不人気車でもミャンマーでは高く評価されていますし、日本国内でも、あまり高額な査定が付かなかった車がミャンマーへ多く輸出されています。
輸入制限に違反した可能性がある業者については、ミャンマー政府から責任を追及されるケースも見られるとの事です。
日本車に対する考え方も様々
今回の規制が掛かった状況の中で、ミャンマーに住む人々の中でも日本車に対する受け止め方は分かれています。
「もう日本車に乗れないのは残念」と悩んでいる方がいる一方で、「制限が掛かっているから尚更日本車に乗りたい」と考える方もいます。
今後、この規制が緩和もしくは撤廃される可能性もゼロではないので、ミャンマー政府の対応に注目です。