2017年の新車販売台数が発表され、
普通車・軽自動車ともに定番が1位に
なりました。
去年とくらべてもTOP10の車種に
変更はあまり見られませんでした。
2017年はC-HRが大躍進を遂げました。
どのようなクルマが2017年売れたのか
今後の購入の参考にしてみてください。
このページのラインアップ
◆総合
今年はN-BOXが1位を獲得しました。
去年1位だったプリウスが2位となりました。
全体的にも実用性が高く、燃費や機能面が
いい車が上位を占めることとなりました。
また、価格帯も100万~250万円の範囲で購入することができる
車が多くランクインしました。
◆普通車
普通車においてはプリウスが1位を
取りました。ノートは不正問題が
なければ1位を取れていたかも
しれません。TOP10は去年と
あまり入れ替わりがありません。
全体的に2016年12月付近から
2017年の間にマイナーチェンジを
した車種が伸びています。
販売台数はTOP10の販売台数は
前年比103%と増加しました。
<SUV>
ヴェゼルにかわりC-HRが1位になりました。
ヴェゼルが定番となっていましたが、
2016年12月に発売したC-HRに約2倍の差を
つけられ2位となりました。
次いでハリアー、エクストレイルと
続きます。
<ミニバン>
ミニバンでは昨年1位のシエンタ、
ヴォクシーを抜きフリードが1位と
なりました。普通車のTOP10の中に
4台ミニバンがはいりました。
SUVブームが言われている中でも
大人数乗せられるミニバンは
強いことがわかります。
<コンパクト>
コンパクトではノートが1位となりました。
日産の不正問題で一時は落ち込んだものの、
コンパクトにおいては1位を死守しました。
◆軽自動車
軽自動車はダントツでN-BOXが1位に
なりました。2位につけていたタントは
ムーヴに抜かれてしまい3位となって
しまいました。
今年もモデルチェンジやマイナーチェンジが
多く、それもあって前年比113%と
販売台数が増加しています。
軽自動車はハイト系ワゴンタイプが依然と
人気です。
来年はいかにN-BOXの牙城を崩せるか
各メーカーとも戦略を立てていかないと
いけません。
◆見方を変えると・・・
この新車販売台数は同じ名前を持つ
車種は統一されており、例えば
プリウスであれば、プリウスと
プリウスPHV、プリウスαが
合算されています。
しかし、兄弟機という観点から
見ると数字は大きく変わります。
そのなかでもわかりやすいのが
ノア・ヴォクシー・エスクァイアの
三兄弟は普通車のTOP30に入っており、
販売台数を合算するとプリウスを超えます。
また、ルーミー・タンク・トール・
ジャスティの販売台数も合算すると、
プリウスを超えます。
このように普通に結果を見るのではなく、
違う観点から見ると新たな発見があるので
試してみてください。
◆まとめ
来年の注目は12月に発売されたXBEEです。
SUVブームの勢いを加速することは
できるのでしょうか。
セダンの売り上げもカムリ以外は好調とは
言えません。セダンやスポーツカーの動向も
注目したいところです。
色んな見方ができるのでみなさんも
参考までに見てみてください。