PROTO総研は12月の中古車の相場値上がり、
値下がりランキングを発表しました。
グーネットの中古車相場を参考に、
2017年4月からの変動率でランキングされて
います。
どのような車種が変動が大きかったのか
見てみましょう。値上がりしている
ということは売るチャンスですが、
値下がりしているということはお得に
買えるチャンスです。
このページのラインアップ
◆値上がりランキング
2017年4月からの値上がり率が良かった
ランキングです。
<1位 スカイラインGT-R(R32型)>
発売から約20年が経ち、台数も減る中、
以前より輸出も含め需要が高いため4月
から55万円以上の値上がりがありました。
また、この年代のモデルになると10万キロを
超えるものが多いということもあり、
10万キロ以下で状態のいいものは高値で
買い取られる傾向にあります。
<2位 RVR>
2010年2月にモデルチェンジを行った
GA型モデルが上昇しています。
マイナーチェンジや一部改良を行って
現在に至っていますが、200万円台から
買えるSUVということもありSUV
初心者という方にはおススメです。
3万キロ以下が多いので早い周期で
売られやすい車種のため値段が
上がっていると考えられます。
不正問題で一時不調だった三菱ですが、
7位にはデリカD:5がランクイン
しています。ディーゼル車が人気で
10万キロ超えている車種でも5年
経っていないものは150万円を超える
値段で販売されています。
それが下支えしているため、4月よりも
20万円以上上がっている状況です。
オフロードも行けるミニバンとして
アウトドア好きにはもってこいの一台です。
<3位 シビック>
EK型がランクインしていますが、特にType-Rは今でも人気のスポーツカー好きの憧れの1台となっています。
2017年にシビックがモデルチェンジを行いましたが、新型Type-Rは約500万円とすぐに手に届く金額ではないですし、EK型の方が軽くお手頃な点で需要が高まり、価格が高まったといえます。
◆値下がりランキング
2017年4月からの値下がり率ランキングです。
<1位 シトロエンC3>
今回ランクインしたモデルは
モデルチェンジ前のタイプです。
現行モデルはエクスエリアに特徴がある
車種ですが、前モデルという点や
シトロエンの需要の低さから価値が
上がりにくい車種です。
現行モデルがもっと人気が高まれば
挽回はできるのかもしれません。
<2位 メルセデスベンツCクラス>
Cクラスはセダン・ステーションワゴン
として人気があります。
発売から10年以上経過し、203型よりも
204型や205型の方へ需要がシフトしつつ
あるので価格は下がっています。
販売されている中古車も100万円台で
買えるほどに安くなっています。
ベンツに乗りたい方はぜひこの型を
狙ってみてはいかがでしょうか。
<3位 ホンダレジェンド>
ホンダの高級セダンです。クラウンや
スカイラインに比べると中古車としての
需要が低いため、近年値下げ率は高い
傾向にあります。
◆まとめ
値上げランキングでは発売開始から
10年以上経過している車種が多く
ランクインしているのでそれらの車種が
人気があると思いがちです。
実際、スカイラインGT-Rやシビックの
様に10年以上経過しても人気がある
車種は値段が上がります。
しかし、RVRの様に比較的早い周期で
売りに出される車種もあるので一概に
人気があるというわけではありません。
中古車を購入する際に次の乗り換えまで
考えられているのであれば、是非参考に
してみてください。
ただ、価格は上下するものなので売る
タイミングこのように値段が上がっている
傾向にあるときに売る様にしてみては
いかがでしょうか。