若者の車離れが言われてしばらく経ちます。
若者に車が売れないには色々な理由がありますが、調べてみると興味深い結果が出ました。
今回は、欲しい車がない・見つからない原因についてご紹介します。
車が必要ない地域に住んでいる
車を必要にしている地域では、毎日の通勤はもちろん、お買い物や送り迎え、休日のドライブや長期休みが取れた時のドライブなど、車が生活の必需品となっています。
また、そういった地域では車を駐車できるスペースも充実しています。
しかし、都心ではまず車を駐車するスペースが不足していますし、仮に駐車スペースがあっても月々の料金が高いのが特徴です。
さらには、車で移動するよりも鉄道やバス、または自転車などで移動したほうが目的地まで早く到達するなど、車を持つ事でかえって損をしてしまう事もあります。
維持費にお金がかかる
続いてご紹介するのが維持費の問題です。
車に掛かる費用は色々ありますが、特に大きな割合を占めているのがガソリン代です。
地域によって価格差はありますが、最近はガソリンも上昇傾向にあるので、毎日通勤で車を使う方にとっては大きなランニングコストとなっています。
ガソリン代以外にも、車をローンで買った時の支払いや駐車場代、自動車任意保険料、時期によって訪れる車検代、故障した時に支払う修理代など、人によって車に掛かる費用は様々です。
これっ!!という車がない
これは自動車メーカーに共通する事ですが、買いたいと思う車が販売されない事も挙げられます。
一昔前は、車を持っている事が一種のステータスでした。
しかし、公共交通機関が発達した現在では、車を持つ事よりも車を持たずにスマートに生活している事をステータスと考えている方も多くいます。
そもそも免許を持っていない
これは車を買う以前の問題ですが、実は免許を欲しいと思わない若者も増えているんです。
車を運転するには必ず取る免許ですが、車を買う気持ちがない若者にとっては不要です。
また、免許を取るにも費用がある程度必要な事も大きいです。
これからの若者の移動手段はどれになる?
いかがでしたか?
若者の車離れが言われるようになり相当期間が経ちますが、この状況はまだしばらく続くのでは?と言われています。
もちろん、若者の関心を一気に持っていく魅力的な車が登場すればいいですが、それはこれからの自動車メーカーの頑張りに期待するところです。
ちなみに、筆者も車を持っていません。理由は車を維持する費用が準備できないのと、車がなくても移動に困らない地域に住んでいるからです…