世界中の自動車メーカーはもちろん、IT企業もこぞって開発・生産・実証実験を繰り返している自動運転車。早いメーカーだとこの2年以内に公道を走る計画があるとか。そんな日進月歩で進化している自動運転車ですが、実は洗車機が使えない事が判明しました。洗車の時の強い味方でもある洗車機が使えない・これから自動運転車で洗車機を使おうと考えている方に向けに情報をまとめみました。
洗車機のブラシを危険と認識する
これまでの様にドライバーがハンドルを握って目的地まで運転しなくても、予めセットされた目的地までハンドルを持たなくも到着するのが自動運転車の大きな特徴です。さらには、急な飛び出しや衝突などの事故を予測して急ハンドルや急ブレーキを自動で掛けてくれるのも自動運転車の特徴です。
そんな自動運転車ですが、車のメンテナンスに欠かせない洗車時には注意をしないといけません。
とある機関が調べたところ、洗車機に付いているブラシを自動運転車は危険と認識してしまいます。その結果、自動運転車は洗車機の中に入ると自動的に停車してしまいます。
洗車機はブラシで汚れを落とした後に、強烈な水圧で汚れを洗い流す事洗車が完了します。また、洗車が終わった後に自車を移動させないといけませんが、ブラシ自体を危険と認識してしまう自動運転車は、洗車機の中では移動が出来ません。
洗車機を通り抜けられない車が続出
先程ご紹介したように洗車機のブラシを危険を認識してしまうので、自動運転車は洗車機は使えません。
しかし、元々組み込まれているプログラムの不具合等が原因となり、洗車機にそのまま進入出来た自動運転車もいくつかいます。そうなった後で初めて洗車機のブラシを危険と認識してしまい、洗車機の中で身動きが取れなくなる自動運転車も続出しています。
ちなみに、洗車機によってはブラシがないタイプ(風圧で汚れを浮かす)もありますが、このタイプの洗車機はそもそもブラシがなく危険と認識してしまう事はないので、自動運転車でも洗車が出来てしまう場合もあります。
自動運転車は手洗い洗車が無難
こういった自動運転車の特徴があるので、自動運転車の洗車は手洗い洗車が無難です。
手洗い洗車はガソリンスタンドはもちろん、コイン洗車場などで出来ますし、愛車の手入れは自分でしたい方にはセルフ洗車もあります。
自動運転車は故障すると修理にも多大な費用が掛かってしまうので、最初から手洗い洗車を行うと安心です。