車を綺麗に洗車したいけど洗車機で傷をつけるのはちょっと…
そういう方には手洗い洗車をおすすめします。
しかし、車を丸々1台手で洗車するのも労力がかかり結構大変で、きちんと知識を持って洗車しないと車体に傷をつけてしまうなんてこともあると思います。
そこで、手洗い洗車で必要なものから正しい洗車の方法、気をつけるポイントをご紹介します。
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洗車に必要な道具
最低限の洗車に必要な道具は以下の通りです。
・スポンジ
・拭き取り用クロス(タオル)
・カーシャンプー(車用洗剤)
・バケツ
手洗い洗車に必要な道具はあまり多くはありませんが、この他に大きな車の場合は脚立が必要であったり、タイヤやホイールを洗う際にブラシがあるといいかもしれません。
手洗い洗車の3つのポイント
手洗い洗車を行う際に気をつけるポイントは3つあります。
・手洗い洗車は晴れていない日にするといい
・洗い始めはタイヤやホイールから
・最初に水でゴミや埃を落とす
どれも大切なことのため、順にご紹介しますね。
手洗い洗車は晴れていない日にするといい
手洗い洗車は晴れの日には向いていません。なぜなら、晴れの日に洗車を行うとボディに残った水分があっという間に乾燥して水の跡がボディに残ってシミとなってしまいます。
特に夏場の晴れた日は気温が高く、すぐに水が蒸発して乾燥が早くなるため、できれば曇りの日、もしくは朝早くや夕方の時間帯に行うことをおすすめします。
洗い始めはタイヤやホイールから
洗い始めはボディのルーフから洗車を行ってしまいがちですが、先に最も汚いタイヤの周りから手洗いするようにしましょう。
なぜなら、タイヤやその周辺のボディ下が1番汚れており、先にボディを洗ってタイヤを後回しにしてしまうと、せっかく綺麗にした場所にタイヤの汚れが付着してしまい、また洗わないといけなくなります。
そのため、洗車は洗い始めは汚いものからという意識を待っておくといいでしょう。
最初に水でゴミや埃を落とす
いくら手洗いで丁寧に洗車するといっても、元々付着していた砂や埃に気づかずそのまま拭き上げてしまい、ボディに傷をつけてしまうことにもなりかねないため、まずはシャワーで車全体の大きなゴミを洗い流すようにしましょう。
手洗い洗車の流れ
手洗い洗車の流れは以下の通りとなります。
1.タイヤから始める
2.上から下へ洗う
3.水ですすいでタオルで拭くようにする
4.最後に水気は拭き取る
1.タイヤから始める
上記で説明しましたが、先にタイヤ、ホイールを洗っておかないとせっかく綺麗にしたボディに頑固な汚れが跳ねてボディに付着してしまいます。
また、タイヤのゴム部分はデリケートで、長時間洗剤がつきすぎると劣化につながります。
さらに車の足回りを濡らすのはあまり良くないうえ、特にブレーキローターは錆びやすく、10分くらいですぐに錆が浮いてくるため、タイヤ周りを洗うときは頻繁に水がかからないように注意しましょう。
2.上から下へ洗う
ボディを洗う際は、まず車の上から下へ水で洗い流し、キズの元となる砂や埃を落とすようにしましょう。
特にワゴン車などの場合は脚立を使ってルーフに水をかけますが、脚立のボディ側にはタオルなどを巻いてキズがつかないようにしましょう。
次にシャンプーですが、車専用のカーシャンプーはスポンジとボディとの摩擦を低減する役割も担っているため、専用のものを使いましょう。
たくさんの種類のカーシャンプーがありますが、車のコーティングの有無や、ボディの色によって使い分けるようにします。
3.水ですすいでタオルで拭くようにする
全体を洗い終えたら泡がなくならないように念入りに水で流します。
この時にシャンプーの成分がボディに残ってしまうと、水垢の原因になってしまうため、すすぎ残しがないように念入りに行いましょう。
ポイントは水の勢いよりも広範囲に水が当たることが重要となります。
4.最後に水気は拭き取る
洗剤を綺麗に流したら、乾いてしまう前に水滴を拭き上げてしまいましょう。
特に日差しがある日は、水があっという間に乾いてしまうため、早めに拭くことがポイントです。
最後に、ドアを開け開口部のフレーム部分を拭きます。この部分はどうしても水洗いできないため、汚れは全て手で拭き取ることになります。
まとめ
手洗い洗車は注意すべきポイントをつかんで2~3回行うと要領がわかってきて意外と簡単にできます。
また、お天気の関係など手洗い洗車は時間との勝負ということもあるため、水が乾燥しないように気をつけながらササッと済ませるようにすることがおすすめです。