愛車を走らせるのは季節は問いません。桜が咲いて道路沿いも華やかになる春・ひまわりが咲いて花火大会やお盆休みなどイベントが多い夏・紅葉や運動会などの外出する機会の多い秋・そしてスキーや年末年始など車で遠出する事も沢山ある冬など、四季折々に合わせて車を使う事があります。実は、その四季の中で最も車が汚れる可能性が高いのが冬です。そんな冬が長く厳しいのが寒冷地ですが、洗車をする時には洗車機の需要が高い事も特徴です。
凍結防止で融雪剤が撒かれているので車が汚れやすい
寒冷地で車を走らせる時に道路の端で見かける白い粉を見たことはありますか?
この白い粉は寒冷地の道路には欠かすことの出来ない粉です。
この白い粉は融雪材と呼ばれる特殊な粉で、凍結する恐れがある道路に撒く事で、早朝や夜間に発生する可能性を抑える事が出来ます。
融雪材にはカルシウムが含まれていて、このカルシウムが雪を溶かす成分を持っています。そのため、凍結しやすい橋の近くや日陰の途などに撒いている事が多いです。
この融雪材は車にも付着しやすいのがデメリットで、付着した融雪材は汚れがつきやすいので、融雪材を撒いている道路を通る時には注意が必要です。
冬は外が寒いので自分で洗車をする人が少ない
冬には多くの雪が降り、朝は道路が凍結している事が多い寒冷地。
そんな寒冷地での洗車は、外の気温が低く寒いので、わざわざ水を用意して洗車をする事はありません。
そんな時にはガソリンスタンドやホームセンターに設置しているガソリンスタンドへ車を走らせて、汚れた車を洗車します。
そのため、自宅の駐車場をはじめコイン洗車場などで洗車を行う事には、なかなか重い腰が動きません。
そのため、洗浄から車への水掛けなどをスイッチ一つで完結する洗車機へのニーズが高くなっています。
氷点下でも作動するが洗車機を使わせないガソリンスタンドが大半
寒冷地で多くのドライバーから支持を受ける洗車機は、氷点下になるとブラシに氷がついて車を傷つけてしまう可能性があるため、作動していません。
また、そんな洗車機ですが、あまりに寒さが厳しいと洗車機自体を動かさないガソリンスタンドも多くあります。
とあるガソリンスタンドの方にお話を伺うと、氷点下でも洗車機をストップさせる事が多いです。理由としてはボディを守る事もありますが、ブラシなどが凍ってしまうと取り替えに時間とお金が掛かるので、冬の間だけはなるべく洗車機を動かさない様に注意しています。と話して下さいました。