洗車をする時に集中して洗浄する箇所はどこでしょうか?多くはボディやトランクルーム、または室内やダッシュボードなど様々ですが、その中でもタイヤも集中して洗浄する方も多いです。タイヤですが、専用溶剤で洗浄するだけだと不十分な事が多く、タイヤ用ワックスを塗るとタイヤが長持ちするなどメリットも多くあります。ここではタイヤ用ワックスの種類や上手な塗り方などをご紹介します。
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タイヤ用ワックスは大きく分けて2種類
引用:http://370z.blog.so-net.ne.jp/2010-06-04
油性
タイヤ用ワックスは、マジックなどの筆記用具と同じように油性と水性があります。
まず油性ですが、油性のタイヤ用ワックスは素材にシリコンを採用しているので塗りやすい事が大きな特徴です。
また、塗りやすいだけではなく塗った後の効果が長く続く事も特徴ですので、洗車の度に塗る事で綺麗なタイヤを維持する事が出来ます。
しかし、塗る回数が多いとタイヤ自体にヒビが入ってしまう事もありますので、製品に記載している使用頻度をしっかり守る事がポイントです。
水性
一方の水性タイヤ用ワックスですが、素材自体は油性と同じくシリコンです。
水性タイヤ用ワックスは、シリコンを水に溶かした上で作られているので、ツヤを出したい時に有効的ですし、油性のタイヤ用ワックスに発生するヒビ割れのリスクを抑える効果もあります。
反面、油性のタイヤ用ワックスと比較して価格が高めである事と、水性の性質上雨や雪が当たると落ちやすくなるなど、デメリットもそれなりにあります。
綺麗にタイヤ用ワックスを塗るポイント
引用:https://clubmini.jp/6702
全体を塗った後で細かい箇所を塗る
ボディと比較しても、専用のブラシなどを使えばワックスがけがしやすいタイヤ用ワックスですが、ちょっとしたコツで綺麗にワックスがけが出来ます。方法としては全体に塗った後に細かく塗る事です。
最初にタイヤ全体に満遍なくワックスを塗り、その後でホイールとタイヤの境目など細かい箇所に丁寧に塗ります。そうする事でムラの少ない綺麗な仕上がりとなり、見た目はもちろんタイヤの保護にもつながります。
ホイールを洗浄する前にワックスを塗ると仕上がりが綺麗
もう一つ綺麗にワックスを塗るポイントとしては、ホイールを洗浄する前にワックスがけを終わらせる事です。
タイヤを先に仕上げておく事で、万が一ワックスがホイールに垂れてしまってもホイールをふき取る事で解消されます。意外にこの方法を知らない方は多いので知っておくと便利です。
仕上がり重視なら油性、タイヤ保護なら水性
タイヤ用ワックスも種類によって用途が異なるので、見た目と保護といった目的に合わせて使えば綺麗なタイヤを維持する事が出来ます。