災害が起こるタイミングなんて誰も予測できないため、ドライブ中に起こっても不思議ではありません。
防災に関しては家に防災グッズを備えている人も多いと思いますが、万が一外出中に災害が起こったらせっかくの防災グッズの意味が無くなってしまいます。
そこで、万が一運転中や車内で災害にあった時、車で避難する時に備えて車の中に常備しておきたい防災グッズをご紹介します。
このページのラインアップ
車内に防災グッズを常備する3つの理由
冒頭でもご紹介しましたが、車内に防災グッズを用意する主な理由は以下の通りとなりますので、順にご紹介します。
1.移動先での万が一の際に安心
2.災害で自宅が使用席無くなった時に使える
3.人を救助する時にも使える
1.移動先での万が一の際に安心
車内に防災グッズを用意する一番の理由として、車での移動中に災害に遭ってしまった時に使えるからです。
災害の規模にもよりますが、もし防災グッズが全くないと身の安全すら守れないこともあるため、常に周りに置いておくという意味で常備します。
2.災害で自宅が使用できなくなった時に使える
地震や津波などで自宅が使えなくなったときに車内の防災グッズが役立つことがあります。そのため、車内用の防災グッズにも数日分の水や食料を積んでおくと、最悪自宅に入れなくても必要最小限のものを確保することができるでしょう。
3.人を救助する時にも使える
防災グッズは災害のみならず、交通事故や事故現場に遭遇した場合にも役立つことがあります。
例えば防災グッズの中の懐中電灯などのライトは警告灯代わりに使用可能であったり、毛布などは負傷している人を救護する時にも役立ちます。
防災グッズを選ぶ時に気をつけたいところ
車内で常備しておきたい防災グッズで特に重視したいポイントは、
・簡単に使うことができるか
・重すぎないか
の2点が重要でしょう。
まず、車に限らず全ての防災グッズに言えることでもありますが、すぐに使うことができるかといった点が重要なポイントとなるでしょう。
なぜなら、防災グッズは滅多に使うことが無いため、ぶっつけ本番で使用することになるため、それ自体の使い方に慣れていません。さらに、いざという時は気が動転していることも多く、操作や方法が簡単でないと使うことすらできないことも考えられます。
そのため、普段から使うことができるかや、使い方自体が簡単であるかといったことを確認してから選ぶことをおすすめします。
また、車に常備しておくため、あまりに重量が重すぎると車の燃費が悪くなることがあるため、なるべく小さく軽いものを選ぶようにしましょう。
車内に常備しておきたい防災グッズ
上記でご紹介したポイントを踏まえて車内に常備しておきたい防災グッズをご紹介します。
保存がきく食料
防災対策グッズとして欠かすことができないものが水や食料ですが、車内に常備するということで、カップラーメンや缶詰といった長期保存ができるものを選びましょう。特に夏場の車内は高温になるため、注意が必要になります。
救急セット
怪我をした時にあると便利な絆創膏やガーゼ、包帯などの救急セットも常備しておきましょう。また、災害時は体調を崩しやすく、薬が手に入りにくくなるため、普段使用している薬や常備薬、さらに衛生面を確保するためにゴム手袋やビニール袋も用意しておくといいでしょう。
シガーソケット用電源機
車内に常備するため、車のシガーソケットから電源が取れるインバーター電源機を常備しておくと、車自体が発電機となるため、災害時に電気の確保をすることができます。このインバーター電源機は様々な種類がありますが、150Wクラスのものであれば一般的な家庭用電化製品を使用することができます。
懐中電灯やラジオ
まず情報を確保するためにラジオを用意したり、夜間に備えて懐中電灯を用意しておきましょう。ラジオや懐中電灯は乾電池式でもかまいませんが、最近は手回し発電ができるタイプも発売されているため、もし乾電池が切れた時位に重宝します。
ヘルメットや毛布
特に大規模な災害が発生した時は周囲が危険な状態になっていることがあります。そのため、避難味にはヘルメットが必要であったりするため、車内に常備しておくことをおすすめします。
また、毛布は負傷者を救護する時に必要であったり、防寒対策に重宝します。
携帯トイレ
災害時に必ず起こるのがトイレ問題でしょう。特に車での移動中に災害に遭うとトイレの場所さえもわかりません。
そのため、数日分の携帯トイレを確保しておきましょう。最近の携帯トイレはコンパクトなものが多くいため、たくさん用意しても場所をとるということはありません。
万が一に備えて必要最低限の防犯グッズを揃えておく
特に車での移動中に災害が発生したら、車内に常備している防災グッズに頼ることになるでしょう。
そのため、普段は簡単に手に入るものでもあるので、事前にしっかりと揃えておきましょう。