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キックスってどんな車?
新型車「キックス」は、日産の世界戦略車のひとつで、2016年8月のブラジルを皮切りに、世界各地に投入されている車種になります。
今回日本で発売されるのはその最新仕様である「e-POWER」搭載車で日本仕様はタイで製造し、日本に供給
されるそうです。ジュークとの違いはやんちゃさを漂わせるSUVらしいスタイルだとおもいます。
エクストレイルの小型版のようなシャープな見た目に仕上がっていると思います。
スペック面は全長4290mm×全幅1760mm×全高1610mmで最小回転半径5.1mとなっています。
ジュークより一回り大きいサイズになるんですが最小回転半径は5.1mとジュークよりも優れており
日本の狭い道路事情にマッチした設計となっております。
走行性能の口コミ
e-pwoerのパワーは上がったとの事ですが車重に相殺されてノートとの差はさほど感じられませんでした。 パワー特性としてノートがフラットな加速に対しnismo的な途中からドッカン感を少しだけ感じました。
コーナーリング中(ICのループ)にインテリジェント トレースコントロールを試しましたが4駆ではないのでレヴォーグみたいにはいきませんでした。
コースに出るとスーっと加速する。他社のHVだとE/Gが起動して、駆動を担うケースも出てくるがキックスはe-Powerの強みを活かしてシームレスに加速できる。駆動用バッテリーはそんなに大きくないのでしばらくするとE/Gが起動するが、これが意外とE/Gのネガを感じなかった。チリチリした音もブルブルとした3気筒の振動も感じない。ちょっと旧式のE/Gゆえに有利な点がどこかにあるのかも知れないが、少なくとも私が落胆したセレナとは雲泥の差だった。状況の良い直線でフル加速を試みた。e-Powerらしくグイグイ加速するが4人乗車ということもあってノートで感じたある種の危なさは感じられずデミオより少々マイルドかなというレベルに留まった。車重がノートより130kg程度重い事が原因であろう。モーター自体はノートより最高出力が20psアップしているのだが。
良い口コミ
・プロパイロット
他車と比べると車間制御が進化している。
ミリ波レーダーが効率よく利用できた車種かもしれない。ノートのインテリクルーズと比べ前車の追従がなんともちょうどいい。
高速で前車が居なく渋滞に突入した時も不安感はなかった。
営業マンの話では135kmまで設定可能との事。
(最高速度は160kmとの事らしい)
ハンドル制御はセレナと同じくらい。・発電タイミング
ノートの場合、バッテリー表示の50%-80%を維持しようと発電するがバッテリー容量を30%-80%の間で維持しようとしている感じ。(あくまでも感覚)
ノートの場合、大きく分けて3段階の音と仮定すると
1.2000rpmで静か。
2.2300rpmで充電負荷で低くうなる音。
3.4000rpm以上で高回転にうなる。試乗車はタコメーターがついてないので回転数はわからなかったが、キックスは3の時にエンジン音が聞こえ 1,2の充電時はほとんど聞こえなかった。これはセレナより静かになっていると思う。
またマナーモードはバッテリー加減まで使えるのでこれは便利。・静寂性
高い周波数の音が軽減されこれは良く出来ていると思う。帰りのノートがうるさく感じた。
悪い口コミ
・ウィンカーレバーの質感やクリック感がコストダウンか昔の日産によくあった丸っこくてなんか滑る感じのものに逆行している。
せめて現行ノートのものにして欲しい。・センターアームレスト
ドリンクホルダー、スイッチ類を気にしてか短いし低い。・シート高さ
170cm座高、高めの小生ですがノートでもシートを一番下に下げてもフロントガラスセンターより上なってますが、キックスは一番下に下げても上部から3割のところに目線がきます。
バッテリーの兼ね合い? 小柄な人を考えすぎ?
センターアームレストまで離れてる事を考えると構造上の問題だったのか。・e-pwoer減速G
車重のせいかマイルドになってる。
これは良い事もある。走行中にアクセルを全オフにしてもマイルドに減速し角が取れている感じ。
まとめ
同じe-power搭載のノートと比べると車重が130kg重たいせいでe-powerの恩恵を受けている感が少ないようですね。それでも最新技術の日産というだけあってさまざまな安全性能や便利機能が標準装備となっておりかなり充実していますね。
他社の本格なSUVではまだ同等のスペックのものは少ないと思うのでそれだけでも選択肢になるのではないかと思いました。本格なSUVが欲しい、スポーティーな走りもしたいけど燃費なども気になる!という人にはバッチリハマる車種になっているのではないでしょうか?ぜひ、日産に足を運んでみてください。