新車はいつ買うといい？安く購入できる時期や方法ご紹介

そろそろ新車に買い換えようと考えた時に、少しでも安く購入したいところ。
しかし新車は中古車と違い自分の好みの仕様にしたり、オプションをつけたりと様々なメリットがあるものの、決して安い買い物ではないため、少しでも安く購入したいところ。
でも、

・新車を安く購入できる時期はあるのか
・新車は値引きできるのか

といった疑問も多いはず。
そこで、新車を安く購入する時期や、購入時に少しでも値引いてもらえるように交渉するコツをご紹介します。

このページのラインアップ

1 新車の値引き相場は本体価格の約10％
2 新車が安くなる時期
3 新車を安く購入すコツ
4 まとめ

新車の値引き相場は本体価格の約10％

新車の値引き相場はある程度の幅はあるものの、車両本体価格の10％程が基準であり、軽自動車の場合は3〜5％が目安となっています。
ただし、あくまで基準であることから、そこから先は購入時期や交渉時のコツ次第とも言えるでしょう。

そのため、まず新車が安く購入できる時期をご紹介します。

新車が安くなる時期

まず新車を安く購入しようと思うと、安くなる時期を狙う必要があり、その時期は大きく3つに分けられます。

・3月・9月の決算期
・6月・7月・11月のボーナス商戦
・毎月の月末

以下でその理由をご説明しますね。

3月・9月の決算期に購入する

3月・9月の決算期は一番新車が売れる月であり、値引きがされやすい時期でもあります。
なぜなら決算月になるとメーカーは少しでも株主に良い業績を報告しようとうと売り上げをピークに持っていこうとするため、販売目標を設定し、販売店にそのノルマを達成させるために支援金や対策金を支援します。
販売店はそれをもとにキャンペーン企画やサービスの資金に関し、その一部も値引きに回すこともあるため、通常よりも決算期の方が値引きが大きくなります。

6月・7月・11月のボーナス商戦に購入する

決算期ほどではありませんが、6月と7月、11月のボーナス商戦も値引きしやすくなります。
ボーナス月は資金に余裕ができ、新車の購入をする人も多く、それに伴い販売店側もボーナスキャンペーンを展開して売り込みをかけるため、新車の大幅な値引きを期待することができます。
また、年末のボーナス商戦は年度末も影響するため、うまく年内に購入するタイミングを合わせられると、大幅な値引きが期待できるでしょう。

月末のノルマを利用する

新車を販売する営業マンは1ヶ月単位で販売台数のノルマを課せられるため、15日〜25日頃の月末になると販売に力を入れてきます。そのため、これらの日に照準を合わせて商談を進め、ノルマに追われている営業マンに当たるようにする方法もあります。

新車を安く購入すコツ

新車を購入するには上記でご紹介した販売時期を利用すること以外にも、販売店での交渉時にも値引きできるチャンスがあります。
そのため、新車を安く購入するためのコツは以下の4つが考えられます。

1.候補車種が何車種かあることを伝える
2.同じ車種でも店舗によって異なる
3.自分の手の内を明かさない
4.予算や買い替え期限を伝えない

順に説明しますね。

1.候補車種が何車種かあることを伝える

もし買いたい車が決まっていても、営業マンにそのことは伝えないようにしましょう。そのため、交渉を有利に運ぶためには、同じようなタイプの車種が何車種か候補があり、現在迷っているという旨を伝えましょう。

例えばコンパクトカーであればホンダのフィットを購入しようと考えているのであれば、トヨタのヴィッツなどを候補にしていると言えば交渉の時に有利に事を進めることができます。

2.同じ車種でも店舗によって異なる

同じ車種でも販売店がいくつか存在するところがあります。例えばトヨタのプリウスの場合は、「トヨタ店」「トヨペット店」「カローラ店」「ネッツ店」と、多数の店舗にて販売されています。
そのため、なるべく多くの店舗に見積もりを取ってもらうことで価格競争をさせることできます。
多くの店舗で見積もりを取ることは時間もかかり、面倒に思うでしょうが、何万円も差ができることを考えると十分にメリットはあると言えるでしょう。

3.自分の手の内を明かさない

あまり自分が購入する意思を見せすぎると相手に弱みを握られることがあるため、なるべく聞かれたことに対し、購入しようか迷っているという旨を伝えておくことが大切です。

なぜなら、値引きをしなくても買ってくれそうと思われるとなかなか値引きしてくれなくなるから。
そのため、他の車種も気になっていることを示し、ディーラーは購入して欲しいために値引きしやすい状況を作りましょう。

4.予算や買い替え期限を伝えない

いつまでに車の購入を決めなければいけないという期限を伝えると、その期日がくれば購入してくれるという風に捉えられ、なかなか値引いてくれないことがあります。

そのため、もし車を購入する期限が見抜かれた時は他の販売店や、条件が悪ければ今の車を手放さないということも伝え、相手が優位にならないようにしましょう。

まとめ

新車が安く購入できる時期は3・9月の決算期やボーナス時期、さらに毎月の月末が狙い目となります。
しかし、ただこの時期に販売店で購入するだけでは大幅な値引きができないため、販売店で値引きしてもらえるように交渉する必要があります。
そのため、上記でご紹介した新車を安く購入するコツをうまく活用し、さらに安く購入できるようにすることをおすすめします。