突然ですが今乗っている車には自動ブレーキのシステムはついていますか?
最近発売されている新しい車には、自動ブレーキや車線をはみ出した時に警告音がなるシステムなどが標準装備されています。
しかしながら、まだまだ自動ブレーキが搭載されている車は少ないです。
そんな中、新しく車検を受ける時に自動ブレーキも検査項目として加わることが決まりました。
今回はそのニュースについてご紹介いたします。
そもそも自動ブレーキとは?
そもそも自動ブレーキとはどんなものなのでしょうか?
自動ブレーキとは、名前の通り危険を察知することで車に取り付けられたシステムが反応し、車を止めてくれるシステムです。
自動ブレーキがあることにより、追突事故などの際の衝撃を抑えてくれますし、またぶつかりそうになった時にアラームなどで危険を察知しお知らせもしてくれます。
自動ブレーキを検知するシステムはメーカーによって様々ですが、とある自動車メーカーではフロントガラスの上部にカメラが2つ付いていて、前の車と自分の車の距離を検知し衝突する可能性がある場合には段階的にアラームを鳴らします。
万が一衝突が避けられないと判断した時には、車を自動的に減速しできるだけ被害を軽減しようとしてくれます。
ちなみに、最近発売された軽トラックにも自動ブレーキシステムが搭載されるようになりました。
自動ブレーキと車検の関係
先ほどご紹介した自動ブレーキは、少し前に発売された車には搭載がされていませんし、自動ブレーキが検査項目に入ったとしても、該当する車はまだまだ少ないです。
そのため、段階的に自動ブレーキを車検項目に加えることになりました。
よくよく考えてみると、車に搭載されているシステムなので正常に作動するしないを確認するのは自然なことですので、今後も自動ブレーキ搭載車が増えることに応じて車検項目も増えていきます。
自動ブレーキが搭載されている車に乗っている方は押さえておきましょうね。
自動ブレーキが付いていない車は車検に通らない?
自動ブレーキが付いていない車は車検に通らないと思っている方も多いんですが、そういうことではありません。
あくまでも段階的な処置措置として決まったことですし、これは自動ブレーキが搭載されている車についてですので、現在は自動ブレーキをついていない車に乗っている人でも車検を受けられます。
詳しくは、お近くの自動車販売店工場にお尋ねください。
いずれ自動ブレーキ搭載が標準装備になるかも?
ついに自動ブレーキも車検項目に入ってきました。
それだけ車の安全性も上がってきた証でもありますが、その反面車の価格も上がってきています。
しかし、自分の安全と乗っている人の安全を考えた時に、自動ブレーキはなくてはならないシステムになってきます。
これを機に、今乗っている車を売却して、自動ブレーキが付いた車に乗り換えるのも選択肢の1つではないでしょうか?