道路上でやっている検査といえば、スピード違反を取り締まるオービスや、白バイやパトカーが隠れてシートベルト着用違反や携帯電話使用など多くの検査があります。
そんな中、ついに「車検切れも判断できる装置」が登場しました。
今回は、この装置についてご紹介します。ちょうど車検が切れるタイミングだけど、車検費用が掛かるから、車検を受けずにそのまましれっと車を運転しようとしていた方、それが通じなく時代はすぐそこまできていますよ。
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車検切れを見逃さない特殊な装置が開発された
通常、車検が切れているかどうかの確認は、フロントガラスの上部についているシールの期限を見ます。
仮にこの期限を過ぎていた時は車を動かせませんし、そのまま動かすと法律違反となり罰則を受けてしまいます。
今回の装置は、そういった目で見る確認ではなく、装置を使った画期的な発見方法として注目を集めています。
開発した会社の担当者によると、「この装置が開発され実用化された場合、日本全国で多くの未車検車を発見するので、悲惨な事故を未然に防ぐ事に一役買いたい」と意気込んでいます。
全国5ヶ所で約4,000台が読み込まれた
この装置は開発されてから日が浅いこともあり、全国的な導入には至っていません。
今回は導入の一歩として全国5ヶ所で装置を使った検査が行われました。
読み込まれた台数は約4,000台で、ほぼ完全に読み込まれたとの結果が出ています。
今回検査が行われたのは、日本各地の公道で主にバイパスなど交通量の多い幹線道路を中心にしています。
幹線道路なので信号も少ないので、今回の車検検知と併せて、多くのスピード違反も取り締まったそうです。
その結果、車検が切れた7台を検知
装置を使った車検切れ検査の結果、全国で7台の車検切れの車を検知しました。
検知された車のドライバーは「車検を受けるのを忘れていた」「まさか装置で車検切れが分かるとは…」などの声を挙げていました。
もちろん、車検が切れたままでは車を走らせるわけにはいかないので、検知された車は違反切符を切られました。
道路上でも車検切れを取り締まる時代がやってきた
今回初めて登場した装置を使って、これからも車検切れの車を見つける取り組みは盛んになってくると予想されます。
そもそも、車検は車を持っている以上必ず受けないといけないので、この装置に検知される前に車検を受けましょう。
今回の記事を参考にして、今一度自分が乗っている車は車検がちゃんと残っているかどうか確認してみてはいかがでしょうか?