今乗っている車、エアバッグはどこのメーカーが作った物か分かりますか?
現在流通しているエアバッグは「タカタ」が製造した物が多く流通していますが、「2018年5月からタカタ製エアバッグを改修していない車は車検を通さない」と国土交通省から通達がありました。
タカタ製エアバッグを搭載している車は、速やかに改修が必要になりますが、今回はこのニュースについてお伝えします。
現在販売されている多くの車に搭載されているタカタ製のエアバッグ、すぐさま改修しないと大変みたいですよ!!
未改修は約130万台に及ぶ
先日国土交通省が発表したデータを見てみると、これまでに確認出来たタカタ製エアバッグを搭載した未改修の車は、日本全国に約130万台いることが記載されています。
車を買った時にはエアバッグの事はそこまで気になりませんが、万が一の時に命を守る道具として欠かせないエアバッグ。そんなエアバッグも高品質な製品が求められています。
今回の問題を受けて、各自動車メーカーは対応に躍起になっています。
詳しくは次の項目でご紹介します。
エアバッグの異常破裂では死亡者が出ている
タカタ製エアバッグを巡っては、アメリカ国内では死亡事故も起きています。
事故の詳細は割愛しますが、大まかにいうと作動しなければならないエアバッグが作動せず、事故の衝突でもエアバッグが広がらなかったことが原因とされています。
この事故はアメリカ国内に限った話ではなく日本国内でも起こる可能性はあるので、早急な改修が欠かせません。
ちなみに、交通事故が起こった時に作動するエアバッグですが、中にはセンサーの異常で反応しないエアバッグもありますので、この際にしっかりと点検しておく事をオススメします。
対象の車には自動車メーカーからDMが届く
万が一該当のタカタ製エアバッグを搭載している車に乗っている場合には、乗っている自動車メーカーからDMが届きます。
DMが届いたら、記載している案内に沿って車を修理工場へ持ち込むことになります。
改修中は車に乗れないので、台車の手配など生活に支障をきたさないような対応が必要ですし、改修が終わる日数なども確認しておくこともポイントとなります。
DMが届いたら速やかに改修を!!
いかがでしたか?
重大事故にもつながる可能性がある今回の問題。
万が一該当のエアバッグを搭載していたら、速やかに改修することをお勧めします。
「あの時やっておけば良かった…」こんな後悔はしないためにも、注意しましょうね!!