上半期の新車のトレンドをのぞき見

新車販売台数が発表され、本年度上半期の
数字が明らかになりました。
去年の上半期分も載せましたので
早速比較してみましょう。

 

◆2017年度上半期 新車販売台数

依然としてプリウスが総合1位を獲得して
います。2位との差は1万台ほどとあと半年も
あれば十分逆転があり得ます。

また、定番の車種が並んでいますが、
そんな中ニューモデルのC-HRやルーミー・
タンクも確実に人気を得ています。

 

◆去年との比較

 

<プリウスに飽きた?ノートがすごい?>

去年と比べるとプリウスが1位では
あるものの、販売台数は去年の約半分と
なりました。モデルチェンジして1年半が
経過しましたがマイナーチェンジや
一部改良をおこなっていない事も影響して
販売台数が低下したといえます。

その裏付けとして、ノートが挙げられます。
去年の11月にe-powerが登場してから
ノートの売上台数は増え、去年の1.5倍以上と
売り上げを伸ばし、プリウスの背中を完全に
射程圏内としました。

 

<ミニバンにも変化が>

去年はシエンタやヴォクシーが人気でしたが、
モデルチェンジしたフリードがトップと
なりました。次いでシエンタやヴォクシーが
続きますが、こちらも去年モデルチェンジした
セレナがそのすぐ後ろを追走してします。

 

<C-HRの一人勝ちか?>

SUVにおいてはニューモデルのC-HRが
他車を大きく引き離して売り上げています。

年間1位を取り続けてきたヴェゼルも
5000台ほど減少していますが、安定して
販売できています。

 

◆まとめ

全体的に定番の車種が名を連ねていますが、
そこにC-HRが登場し、TOP5に入るほどの
好調ぶりです。好調さが目立っていますが、
じつは、ヴェゼルも2013年12月に登場し、
2014年4~9月では57,693台で5位に
入っています。

今ではSUVの定番となり順調に売れ続けている
ヴェゼルのようにC-HRもなれるかという点も
注目です。

勢いにのるノートですが、日産の不正問題が
どう反映するかも注目していきましょう。

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