現在、各自動車メーカーが開発を進めている「自動運転技術」
今年の7月には、日産自動車が自動運転技術を搭載した「新型セレナ」を発売する予定です(当面は高速道路上のみ)。
人が運転しなくても目的地まで辿り着ける夢の様な技術の実用化によって、体が不自由な人や運転免許がない人にとっては、移動の選択肢が格段に増えて、交通過疎地などの活性化につながると期待されています。
また、都心部において急増している「買い物弱者」の利便性向上にも貢献できるとの予想もあり、過疎化が進む中山間地域の人口流出にも一定の歯止めがかかる可能性も秘めています。
ただ、自動運転技術が実用化される事で「雇用の喪失」を心配する声も挙がっている事も忘れてはなりません。
先日、経済産業省が有識者による会議の中で「自動運転技術が確立した場合の社会と産業への影響について」というテーマで報告を行いました。
ちなみに経済産業省は、2030年までには自動運転技術の開発は可能とし、政府が推進している成長戦略にも加えたいと想定しています。
しかし、自動運転が普及すると同時に、様々な影響が出る事も予想されています。
では、自動運転がもたらす「メリット・デメリット」は、どんな事が考えられるでしょうか。
メリットとしては、無人小型ロボット「ドローン」との連携による無人物流事業の拡大・今後予想される労働者人口の減少も改善・移動時間の有効活用で仕事の幅も広がる等が挙げられます。
デメリットとしては、自動運転に対応した車が生産できない会社は淘汰され、自動運転化で不要になる部品を製造しているメーカーの収益が減る・タクシーやバスなど運転が関係してくる雇用が減少し、他分野への転職が必要となり結果として就職難になる等が挙げられます。
いずれにしても、今後の技術発達と雇用とのバランスが求められます。
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