車にも「品質管理」が必要な事、ご存じですか?
一般の食品に用いられる「トレーサビリティー」の様な、その車の品質を表す指標が存在します。
言ってみれば、車の「血統書」、今回はそれらについて紹介していきます。
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いつ、どんな点検と整備をしたのかわかる
まず紹介するのは、「車検証」です。
正式名称は「自動車検査証」と言い、所有している車が国土交通省が定める保安基準に適合していることを証明する書類です。
この検査証は、車検を通過した車にのみ交付されるもので、その車に関する情報が詳細に書かれています。
記載されている内容は、登録番号(ナンバープレート番号)、初度登録年月、型式、排気量などが記載されています。
ちなみに、不定期に警察が行っている検問時には、運転免許と併せて提示を求められる場合があります。
次に紹介するのは「定期点検記録簿」です。
この書類は、文字通り「定期的な点検を記録した」もので、主に24ヶ月・12ヶ月点検を行った時に発行されます。
記載されている内容は、点検時に行った部品の状態や交換の有無などですが、自動車メーカーでフォーマットが異なっている事が多いですが、基本的な点検内容は同一です。
この記録簿を確認する事のメリットは、その車が今までどういった点検を行い、また整備されたのかがを遡る事が出来、また記録から消耗品の交換時期を推測する事も可能になるなど、ユーザーにとっては大事な書類となります。
保証書と取扱説明書、セットで必要
続いては「保証書」についてです。
この保証書は、車に限らずテレビやエアコンなどの電化製品を始め、腕時計などのファッションアイテムなどを買った時に付いてくるものです。
通常、新車購入後3~5年の保証がつきます。保証の期間内で有れば、中古車でも保証が受けられます。
万が一、紛失をしてしまった場合は、新車を買った販売店に連絡をすれば再発行も可能です。
次に「車両取扱説明書」の紹介です。
車の装備や性能、万が一のトラブル時の対処法まで書かれています。
各装備の使い方や、自分で部品を交換する場合の手順なども記載されています。
最近は、車種ごとに取扱説明書をWebサイトからダウンロード出来る様になっていますので、紛失や緊急時などはダウンロードして確認するのもいいでしょう。
この他にも、「整備手帳(メンテナンスノート)」や、納税証明書など、その車に関する情報が記載された書類は、どれも「品質管理」に関わるものですので、車を買う時には必ず目を通しておきましょう。
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