飲酒運転撲滅が叫ばれている昨今、それでも飲酒運転による事故は無くなる気配が見えません。
そんな中、車内に設置するだけでエンジン始動が可能なスマートキー機能を兼ね備えた、画期的な呼気型アルコール検知器が開発されました。
開発したのは、日立製作所と自動車メーカーのホンダです。
今回開発されたのは、縦が約10cm、横約4cm、厚さ約1cmと手のひらに収まるサイズで、重量も数十gとコンパクトです。
気になる機能面は、車内に置くのみでエンジンの始動が可能で、かつドライバーがエンジンを掛ける前にキーに向かって息を吹きかけると、約3秒でアルコール成分を検知して基準値を超えた時点でエンジンが掛からないという機能です。
これまでに販売されていた車載型検知器と比較しても、サイズ面では約50分の1まで縮小させる事にも成功しました。
運転前に呼気を吹きかけアルコール成分を検知する取り組みは、既にトラックなどの運送業界、タクシーやバスなどの旅客業界では行われていますが、一般ドライバーにはまだまだ浸透されていない現状があります。
実用化の時期については現時点では未定ですが、ホンダの担当者は「今後は、今回開発されたタイプよりも更に小型化を目指し、導入を望む社会の盛り上がりなどを判断した上で導入を検討したい」と語っています。
そんな中で開発された今回の製品で、悲惨な飲酒運転を撲滅する事に貢献できるかが注目されます。
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