3月10日、ホンダが水素走行する燃料電池車「クラリティ フューエルセル」の発表会を開催しました。
今後は、年内にアメリカやヨーロッパの市場へ販売を開始した後、国内企業や自治体向けへのリース販売を推進し、2017年にも一般発売を行う予定です。
気になる価格は766万円となっており、国や地方自治体の補助金を利用すれば、実質の負担金額は500万円を切る見込みとなっています。
この車の主なスペックは、1回の水素補充での走行距離は約750キロに達し、乗車定員は5人乗りで、既にトヨタが先行して販売している燃料電池車「MIRAI(ミライ)」の乗車定員4人を上回っています。
また、一回の水素補充による走行距離もMIRAIの約650キロを上回っています。ホンダ関係者は「価格は40万円程高いが、性能面の違いで挑戦したい」と意気込んでいます。また、「燃料電池車は将来、ガソリン車に代わる車として期待される」とも将来の車の有り方についても言及しています。
燃料電池車のメリットは、走行中に二酸化炭素を排出しない事で「究極のエコカー」と拡大が期待されています。
その反面、走行に必要な水素を作るときに二酸化炭素を排出する事が関係者から指摘が挙がっているほか、充填場所の「水素ステーション」の設置拡大が十分に成されていないとの指摘もあり、今後は環境面での充実も推進されていく事が期待されています。
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