今、現在車のカタログの燃費は、
【JC08モード】という燃費測定方法で
計測されています。
このモードは、日本独自の基準で、
「平らでまっすぐな道を
エアコンを使わずに走る」というもので、
「実態とはかけ離れた数値である」
との批判を受け、
国土交通省が基準を改めることを
決めたそうです!
一般的に、
【JC08モード】燃費の約75%が
実燃費だと言われています。
これには、
測定の状況と実際の走行が
違うということもありますが、
実は、電装品の使い方の違いが
大きいんです。
【JC08モード】では、
エアコンやオーディオ、カーナビ、
ライトなど、電装品は必要最低限以外
すべてoffです。
そのため、実燃費よりも、
燃費が約20%程度も
良くなってしまうんです。
また30km/lを超えるような
燃費の良い車になると、
より電装品による燃費悪化の影響を
受けやすくなるので、
【JC08モード】燃費よりも、
30%や40%も悪くなってしまう
なんてこともあるんだそうです。
新燃費基準って??
新たに導入予定の表示方式は
【WLTP】と呼ばれ、
市街地か高速道路かなど走る条件ごとの
燃費を表示するようすることで、
数値も実態に近いものになるんだそうです。
今よりも数値が低くなることが
予想されるため、
メーカーにとっては、厳しい決定ですが、
三菱自動車の不正問題で消費者に
広がった燃費表示への疑念を晴らす効果は
十分期待されそうです。
燃費良さは、今じゃ欠かせない
車の購入時の大事なポイントに
なっています。
正確な数値が出てくれると、
消費者にとって比較がしやすくて
より選びやすいですよね!
この機会に【JC08モード】の車から、
【WLTP】の車へ買い替えるって人も
増えそうです!
今後の動きに注目ですね~!
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