車か買おうと情報誌を見た時、色んな自動車メーカーが出てきて「どのメーカーの車を買ったらいいか分からない」と思った事はありませんか?
今回は、「自動車メーカー毎の特徴」について紹介していきます。
車選びの参考にされてみてください。
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乗用車を扱っている日本の国内メーカーは、全部で9社
現在、日本国内で乗用車を扱っている自動車メーカーは全部で9社あります(いすゞはトラックが中心で、乗用車の新車販売を行っていない事から今回は除外)
日本の自動車メーカーが製造・販売する車は、走行性能などが高く実用性に優れている為、世界からの評価も高くなっています。
名実ともにナンバーワンとも言われている「トヨタ自動車」
まずは、日本を代表する自動車メーカーとして有名なトヨタ自動車です。
1933年(昭和8年)に愛知県で創業を開始して以降、現在も発展を続けています。
ダイハツ工業と日野自動車のグループ会社を含めた世界累計販売台数は、約1023万台と世界最大の自動車メーカーと言えるでしょう。
また、地名にもなっている愛知県豊田市は、1959年(昭和34年)にトヨタに拠り、以前の「挙母(ころも)市」から改称されたもので、企業の名前が市名に変更される事は異例です。
トヨタが製造する車の特徴は、比較的、故障やトラブルが少ないと言われている為ユーザーからの信頼も厚く、車を売却する時でも高額査定の傾向が見られます。
ただ、人気の車種の為、新車を買う時の値引き金額が低くなる傾向も指摘されています。しかし、これは売却時に高額査定が付きやすいとの見方もあるので、将来の売却を見据えた購入であればメリットは大いにあると言えるでしょう。
代表的な車種は、エコカーで有名な「プリウス」、高級車で人気がある「クラウン」、クロスカントリータイプで海外(特に中東)で需要が高い「ランプクルーザー」など、バラエティに富んだ車種が揃っています。
トヨタ自動車の高級車ブランドでお馴染みの「レクサス」
「レクサス」は、トヨタ自動車が1989年に北米(アメリカやカナダなど)向けに展開を開始したブランドでしたが、2005年から国内での展開も開始され、現在も国産高級車の代名詞ともいえるブランドに成長しました。
ちなみに、ブランド名の由来は「ラグジュアリー」と「最先端のテクノロジー」を表現した独自の造語であり、ドイツ語の「Luxus」から来たとも言われています※贅沢や一流品の意味
取扱車種については、トヨタブランドである事から比較的、故障なども少なくアフターサービスも充実しているので、新車と中古車市場でも人気は高いです。
代表的な車種は、セダンタイプで最も知名度の高い「LS」、SUVタイプの「RS」などがあります。
走りのイメージとファミリー向けの車種で人気の「ホンダ」
続いては、バイクやF1でのイメージが強い「ホンダ」についてです。
正式名称は「本田技研工業」と言い、創業者は経営者・技術者としても有名な本田宗一郎で、1946年(昭和21年)に愛知県で創業されました。
創業後は、日本初となる「DOHCエンジン」や、現在も世界中で使用されているバイク「スーパーカブ」の開発に成功し、その後も革新的な技術で日本の技術力向上に貢献しています。また、2足歩行ロボット「ASIMO」やジェット機の開発なども手掛けています。
最近では、ファミリー向け乗用車の開発に注力しており、初代オデッセイの発売以降、頻繁にミニバンタイプの車種開発と販売を続けています。また、環境に優しい車の開発にも積極的で、先日、燃料電池自動車の一般発売も開始されました。
冒頭に紹介したトヨタと同じく、市場での人気も高く、売却時には高額査定される車種が多い傾向にあります。よって、購入する時はさほど値引き金額が多くなくても、数年後に売却する際には高額査定で取引される事が多く存在しています。
代表的な車種では、ホンダの主力モデルとなった「ステップワゴン」「オデッセイ」、ハッチバック車の「フィット」、更にはSUVタイプの「CR-V」「ヴェゼル」などがあります。
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