国土交通省は4月4日、自動車のリコール(回収・無償修理)件数が、2015年度は1899万637台と急増して、3年続けて過去最も多くなったと発表しました。2014年度の955万台から見ると倍増しています。
今回、リコール件数が急増した理由としては、米国で発生したタカタが製造したエアバッグの欠陥問題が広がった事や、大規模なリコール(100万台超)が5件発生したなどが考えられます。
ちなみに、タカタのエアバッグ欠陥問題は、日産自動車において昨年10月にエアバッグが異常な破裂を繰り返し、エアバッグが原因で国内初のけが人が発生しました。
日産自動車は31万台のリコールを届け出た他、トヨタ自動車も合計290万台を超えるリコールを届け出たりと、このタカタ問題で発生したリコール件数は合計で955万台と全体の約半数を占めました。
この他のリコールでは、スズキ自動車がエンジンキー関連スイッチやエアコンのコンプレッサーについての不具合で、昨年4月に187万台、今年3月に161万台のリコールを届け出ています。
今回の発表について国土交通省の担当者は、「自動車の製造に使う部品が共通化されたことにより、多くの車種に採用された為」と説明しています。
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