「覆面パトカー」見た事ありますか?
この覆面パトカー、一見すると全くパトカーには見えないけど、違反をした車を発見した途端、一瞬でパトカーに変身します。
今回は覆面パトカーの特徴、見分け方や車種などについて紹介していきます。
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制服を着ていない警察官がパトロールしているケースもある
そもそも覆面パトカーとは、どんな車なのでしょうか。
覆面パトカーの歴史については諸説ありますが、戦後から登場したとの説が多くあり、正式には「交通取締用四輪車(取締用)」と言います。
この他にも、要人の警護に当たる車を「警護車」、犯罪の捜査用に使用する車は「捜査車両」と言い、これら全てを纏めて覆面パトカーと呼んでいます。
ちなみに、覆面パトカーに乗っている警察官は必ず制服を着ているとは限らず「私服警官」としてパトロールを行っているケースも見られます。
ボタン一つで反転式赤色灯(パトランプ)が出てくる
覆面パトカーの大きな特徴としては、ボタンひとつで「反転式赤色灯(パトランプ)」が登場する事が挙げられます。あわせて、よく刑事ドラマで出てくるマグネット式で窓から屋根に乗せるタイプもあります。
また、車種によってはフロント部分にも赤いランプが表示される物もあります。
さらに、特徴として挙げられるのが「警察用無線アンテナ」です。
当初はラジオの受信用アンテナに似せたアンテナが多く採用されていましたが、2000年代からは「ユーロアンテナ」と呼ばれる、黒くて短い棒状アンテナが主流となっています。
多くはクラウンが使用されている
この覆面パトカーは、現在ではトヨタの「クラウン」が多くの都道府県で使用されています。
クラウンが多く使用されている理由としては、警察庁が一括で国費購入をしているからです。
購入方法としては、「競争入札方式」により決定されており、事前に警察庁から覆面パトカーに必要なスペックなどを公示した後、各自動車メーカーからの入札を受けて、その中から一番希望のスペックを満たしているメーカーが落札者として採用される仕組みです。
国費で購入しているクラウン以外にも、トヨタ「マークX」、スバル「レガシィB4」も存在していて、国費以外の「県費」などを使い、個別で購入している都道府県もあります。
都道府県によって車種が違う
では、具体的な都道府県ごとの車種はどの様になっているのでしょうか。
先程はクラウンが多く採用されていると紹介しましたが、例えば高知県警は、スバル「WRX S4」を採用していたり、また警視庁はトヨタ「ハイエース」を採用しているなど、都道府県によって車種が違います。
一般的には「国産車の中型~大型セダンタイプ」が多く採用されているので、注意が必要です。
変わった所では、外国車の「ベンツ」を覆面パトカーとして採用しているケースもあります。
覆面パトカーの見分け方はここ!!
それでは、どこを見たら覆面パトカーと判断できるのでしょうか。
一般的な見分け方としては、先程紹介した車種もそうですが、「ボディカラー」がブラックやシルバー、ホワイトの車種が比較的多く使われています。
その他の見分け方については、例として、「トランク部分にグレード名エンブレムがない」「高速道路上で、走行車線を制限速度ギリギリで走っている」「青い制服(私服)を着た人が前席に二人乗っている」「ルームミラーが二つ付いている」などが挙げられます。
見分け方はこの他にもありますが、上記の様な車を見つけたら、スピードを落として車の動きに注目するなど対策が必要です。
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