日数と検査の種類、具体的には？

車検を行う工場によりますが、通常であれば車検は１日程度で終わります（通常とは別の点検整備がある場合は２日程度かかることもあります）

また、車検に掛かる時間は通常は約1～2時間程度ですが、修理をする必要がある箇所が見つかれば更に時間が掛かります。

また、年度末や年末年始など、時期によって待ち時間が長くなる事もありますので、事前に車検を行う業者に確認したりインターネット等で調べて見ると安心です。

新規と継続検査の違いは？

車検には「新規車検」と「継続車検」があります。

車庫で眠っている車やナンバープレートの無い車を購入して車検を受ける場合を新規車検と呼び、逆に、車検期間内で既にナンバープレートが付いている車を車検に出す場合には継続車検と呼びます。どちらも車検内容そのものは同じで、継続に応じた特典などもありません。

単純に名称が異なるだけであり、一般的なドライバーは基本的には継続検査になります（新規で車検を受けるのは基本的には自動車業者です）

ちなみに、一度ナンバープレートを返納する事で自動車税を支払わなくて済みます。

中古車販売店においてはナンバープレートがある車とない車があります。ナンバープレートがある場合、倉庫に眠らせている状態、つまりは「在庫」にも自動車税がかかります。そのため、経費削減の一環として、ナンバープレートを受けないケースもあります。
車の買取と同時に返納することで自動車税は日数計算して戻ってくるのですぐに売れるもの以外は返納するケースが多いです。

業者はその場合、車が売れた時点で「新規車検」を受けてナンバープレートを再び装着し、ドライバーが公道を走れるようにするのです。

車検は持ち主への検査ではない

また、自動車を複数台所有している人は、全ての車を車検を受ける義務が有ります。

車庫に飾っておくだけであれば車検を受けなくても構いませんが、車検を受けていない車で公道を走れば罰則規定を受けます。

自賠責は自動車に対して課税されますので、仮に3台自動車を保有していたら、3台分の自賠責が課税されます。

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