車検の時期に差し掛かると、車検を通すべきか、あるいは新しい自動車を購入するかで迷う人も多いです。
車検を通す分のお金を新車購入に回せば、新車にお買い得感が出る…という理由もあれば、新しい車への気持ちも出てくるのが人情です。
現実的に、車検と買い換え、どちらが得なのかを考えてみるとしましょう。
基本的に、古くなればなるほど車検代は高くなる
車検にかかるお金は、税金などの必要費用と自動車の状態次第でかかるものがあります。
自賠責や重量税は自動車の年式等関係なく支払わなければなりません。どこで車検を受けても絶対に必要なお金です。
一方で、車検に通過出来るか否かは自動車の状態次第です。
車検には様々な規定が設けられていますので、規定に到達していないパーツは交換しなければなりません。例えばタイヤの溝の厚さまで基準値が設けられています。
自動車は動かせば動かすほど消耗します。言い換えれば、動かせば動かすほど車検の基準値から遠ざかるのです。
新車を購入し、3年後の車検では劣化もまだまだ見られないので車検代は決して高くはないでしょう。余程乗り回していない限り、必要な費用と工賃程度しかかからないでしょう。
ですが、乗れば乗るほど自動車は各部が消耗・疲弊していきますので、車検を重ねる度に費用もかさみます。
古い車ほど車検の際、部品交換を要求される事が増える為、その結果、車検代が高くなります。
また、自動車税も一定年数を過ぎると高くなりますので、新車で購入して10年以上乗っていたり、中古車を購入して乗られている方は注意が必要です。
車検に通せなくなる可能性も
あまりにも古い車や現行モデルではない車になると、パーツ不足などの料金以外のリスクも出てきます。
現行モデルであれば、現在ディーラーにて販売されていますので、「パーツがない」という事はまず有り得ません。
ただ、生産終了になってしまった車については、ディーラーでさえパーツの代用品を持ち合わせていません。
先代モデル程度でも、あまり人気がなかったモデルですと、既にパーツが在庫にないケースもあります。
この場合、特注というケースになりますので、その分料金は高くなってしまいます。
費用面から見た新車で買うメリット
新車で購入すると、車検が3年後になるだけではなく、ハイブリッドカーやEV等、補助金を出してもらえる自動車であれば、取得税や次の車検代もある程度費用が抑えられます。
車体価格だけではなく補助金等まで考えると、EVやPHEVに乗り換えを検討しているのであれば、いつまでも古い車に乗って車検の度に大きな出費を強いられるよりも買い換えた方が断然お得です。
車検の前に査定額相場と車検費用を確認しよう!!
車検の時期が近づいたら、申込みをする前に「査定額相場チェック」「車検費用一括見積チェック」(いずれも無料)をする事をおすすめします。最新の査定額と車検費用の比較が出来て、効率的に費用が使えますよ。
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