車検とは「自動車検査登録制度」の略称で、公道を走るための許可制度だと思えば分かりやすいでしょう。
新車で購入した場合、購入日から3年後が初回の車検日となり、以降は2年に一度となります。
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車検は法律であり車に乗る以上は守る義務がある
中古車を購入した場合、車検が残っている場合もあれば、新たに車検を通す事になるケースもあります。その場合は次の車検は2年後になります。
車検はディーラーやカーショップ、整備工場で受けたり、自ら行う「ユーザー車検」もありますが、いずれにしても、以下の書類が必要になります。
・車検証
・自動車税納税証明書
・24か月定期点検整備記録簿
・自動車損害賠償責任保険証明書
・自動車検査票
・自動車重量税納付書
・継続検査申請書
・印紙
ですが、この中で自分で用意しておくのは車検証と自動車税納税証明書のみです。それ以外の書類は車検の際に新たに作成するものですので、事前に用意しておく必要はありません。
車検証に関しては、車検証は必ず自動車の中に入れておくというルールがありますので、失くしてしまってみつからないという事もないでしょう。保管している多くは助手席側の前にあるグローブボックスにおいてありますが、車種によってグローブボックス の形状が異なることもあるのでどこに入れているかを把握しておきましょう。
また、納税証明書に関しても平成27年の4月1日からは省略されました。電子データで陸運局と自治体が確認出来るようになりましたので、車検を受ける時は自動車のみ用意しておけば問題ないでしょう。
車検を受けないと懲役になるケースも
最初に、車検は法律であると紹介しました。
よって、どこも不具合が無いからと安心して車検が切れている車を乗り回すのは、明らかに「違法」です。
このような「無車検車運行」によって6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金が課せられます。さらに加えて違反点数も6になるのですが、無車検の場合、大体のケースでは自賠責保険も切れているはずです。
客観的に、車検は切れているけど自賠責は有効というシチュエーションは考えにくいものです。
自賠責保険が切れている場合、「無保険車運行」となり、こちらは12か月以下の懲役または50万円以下の罰金が課せられます。さらには違反点数が6になりますので、両方合わせて違反点数が12になり、即座に免許取り上げとなります。
他のメーカーの車でも車検を受ける事は可能
ちなみに、自分が購入したメーカーのディーラーでなければ車検を受けられないという決まりはありません。
ホンダ車の車検をトヨタのディーラーで受ける事も可能です。
ですが、そこでパーツ交換等を行わなければならない場合、ディーラーが作業を行う事になりますので完了までの日数がかかります。
また、同じディーラーであればパーツも常備されている可能性もあり、比較的に車検は短時間で終了しますが、仮にパーツ交換が必要な場合は、他メーカーからパーツを取り寄せる事になりますので、どうしても時間的なロスは発生します。
しかしながら、作業としては決して不可能ではありませんし、ディーラーにとっては利益を挙げるチャンスですので、その様な希望が有れば相談してみる価値は十分にあるでしょう。
車検の前に査定額相場と車検費用を確認しよう!!
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