整備をしていれば車検は必ず通過する!!とは限りません。
車検には「基準値」が設定されており、どこか一つだけでも基準を満たしていなければ車検に通過する事は出来ません。
「総合点」ではなく、基準値を全て満たした時に初めて通過出来ます。
不合格になった箇所は再検査
もし車検に落ちた場合は、不合格箇所を整備をした後に再検査を受ける事になります。
一方、ユーザー車検の場合は全て自分で行いますので、不合格箇所があった場合には自分で対応するしかありません。
明らかに自分で点検整備が難しい場合などには、整備工場等に依頼し、改めて検査を受ける事になります。
車検に落ちた後の対応や疑問について(有効期限・再検査など)
ユーザー車検の場合、検査当日に限り「無料で2回までなら再検査可能」です。再度の申請も不要です。
ただ、2回目でも通過出来なかった場合には3回目からは、小型車1,700円、普通車1,800円の検査手数料が必要になります。
また再検査の場合、再検査だと告げれば合格している部分の検査は免除になります。
因みに、当日の修理が無理な場合は後日再検査を行うこととなり、再検査当日は「限定自動車者検証」を受付窓口で発行してもらいます。有効期限は当日を含めて15日間です。
そして、有効期限内に車検を通過させなければなりませんが、その場合は後日であっても「再検査扱い」となり、通過した部分は免除されます。2週間以内の検査手数料は1,300円です。
何らかの理由で2週間を過ぎてしまった場合には、「再検査」ではなく全ての検査を最初から行う事になりますので注意が必要です。
予備検査を受けておくと安心
わざわざ車検場まで行って「不合格で修理と整備が必要になりました」となるのは時間と労力が無駄になります。
それらを回避するためにも、「予備検査を受けておく事」をおすすめします。
予備検査とは、車検を行う前に適合する状態まで整備する事で、車検そのものは自分で行うけど、車を車検に通過出来る状態にまで仕上げてくれるので、自分で車検をやる時には行っておいた方が安心でしょう。
車検の前に査定額相場と車検費用を確認しよう!!
車検の時期が近づいたら、申込みをする前に「車検費用一括見積チェック」「査定額相場チェック」(いずれも無料)をする事をおすすめします。最新の査定額と車検費用の比較が出来て、効率的に費用が使えます。
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