国土交通省のホームページに「車検を受けなければ公道は走れない」と記載があります。
ここで登場した「公道」とは、一般的に舗装されている道路を指します。
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サーキットや自宅敷地内の道路は公道ではない
公道以外の道路とは、サーキット場や自宅の敷地内にある道路が該当します。
サーキット場の中には、車両を預かってくれるサービスがある所もありますので、「サーキットだけでしか走らせない車」は、自宅ではなくサーキットに預けておけば問題ありません。
また、サーキット場で車を走らせる場合でも、自宅からサーキット場までは「公道」ですので、そのまま走行すれば違反になります。高速道路やサーキットが近い地域ではレース専用車輛がキャリアカーなどで運搬されているのをみるのも車検を通していないからなのです。
因みに、自宅敷地内に道路がある場合は、「自宅の中で走っている」事になりますので、車検無しで運転しても違反にはなりません。
ですが、実際にはそのような住居環境の人は少ないと思われますので、一般的なドライバーであれば、「車を走らせる=車検が必要」と考えて良いでしょう。
車検の「イロハ」とは?
長年自動車に乗っている人で、何度も車検を受けている人にとっては分かっている事でも、初めて車検を受ける人にとっては分からない事も多いものです。
そこで、「車検を受ける上でよくある疑問」をいくつかピックアップしてみました。
車検を受ける前に確認しておくと安心です。
車検は予約しておいた方が良いの?
どこで車検を受けるにせよ、車検は「事前予約」を受け付けています。
カーショップに足を運ぶと、「車検予約受付中!」というポスターや横断幕が飾られています。
これらを見ると、「予約しなけれ車検は受けられないのか」との疑問を抱く人もいるかもしれませんが、結論から言えば、予約をしなくても車検は受けられます。
ですが、予約をせずにディーラーなりカーショップに行き、「今から車検して下さい」と告げても、当然ながら予約が優先されますので、状況次第では時間がかかります。
車検を予約するメリットは「時間の短縮」
予約の際には車種も告げますので、自分の車種のパーツを用意してもらう時間を確保してもらえます。
予約していない状態でお店まで足を運び、「車検を受けたい」と告げると、そこからパーツを揃えたりスタッフを配備する事となり、どうしても時間がかかります。
日頃から自動車に乗る機会も少なく、特に急ぎではない場合は予約をする事もありませんが、日常から自動車に乗る機会が多い人は、事前に予約しておいた方が確実です。
ちなみに、予約の有無によって車検の料金が変わる事はありませんので、料金は事前に確認しておきましょう。
車検の前に査定額相場と車検費用を確認しよう!!
車検の時期が近づいたら、申込みをする前に「査定額相場チェック」「車検費用一括見積チェック」(いずれも無料)をする事をおすすめします。最新の査定額と車検費用の比較が出来て、効率的に費用が使えます。
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