車買取り・査定ティーアップを攻略し高く売る方法

中古車 買取 査定トップへ > ティーアップの中古車買取り・査定で高く売る方法

→ 車査定士に事故歴がばれた！？（証拠写真あり）　話し聞きたい？

世界のトヨタが本気で取り組む中古車買取事業ブランド

「T-UP」は、世界最大規模の自動車メーカーであるトヨタ自動車が展開する中古車買い取りブランドです。ＣＭでも「トヨタ」を前面に押し出しており、他のメーカーよりも買取業者のイメージとしての知名度もあります。かつては、タレントの優香やユンソナ、プロゴルファーの丸山茂樹や石川遼がイメージキャラクターとして起用され、積極的にＣＭを行っています。また、店頭に置かれた赤い鳥のマスコットは、「赤い鳥」（あ！かいとり）というユニークな名づけが由来とされています。

一方、トヨタほどの世界的自動車企業でありながら、国内に目を向けますと中古車事業においては、小売り・流通・買取のあらゆる分野において、他社の後塵を拝してきたと言えるでしょう。たとえば、買取部門においては「ガリバー」、流通部門においては「USS」といった具合です。

それは、トヨタ自動車がこれまでは新車生産に重きを置き、中古車の流通に関しては、さほど力を注いでこなかったとみることができます。特に、下取り査定時の値付けは、長年にわたって減価償却方式に準じた方法を用いてきたことから、実際の中古車市場での流通価格に準じた価格とは程遠い、言わば「やる気のない」価格提示が目立っていました。たとえば、新車を買いに来たユーザーが、下取り見積額のあまりの低さに驚き、他の買取業者に査定を依頼したところ数倍の値段で売れた、というようなケースがそれです。

ただ、新車販売と下取りは強力な相関関係にあり、新車販売には強力な中古車買取体制とその後の中古車流通体制の確立が欠かせないということで、近年はトヨタも本腰を入れています。T-UP事業においても、系列ディーラーとの協力関係を強化し、よりユーザーに訴求できる査定方式や見積り提示といった面を強化しています。

特に、トヨタに限った話ではありませんが、これまで長年続けてきた、ディーラーにおける中古車卸売業者への特販体制が衰退し、自社グループ内での中古車流通や商品化というワンストップ化を強力に推進していることとあわせ、今後の中古車買取ビジネスが大きく変貌を遂げていく上での推進役となる可能性があります。

特に、全国のトヨタディーラーにおける買取実施店舗は1300以上というダントツの規模であり、信頼性もトップクラスであることから、これまでとは異なる戦略的な買取価格提示、とりわけ中古車相場や小売相場を反映した適切な価格提示によって、他の買取事業者にとって大きな脅威を持つライバルとなりうるでしょうし、ユーザーが買取事業者を選択する上でのディファクトスタンダードとなっていく可能性を秘めていると言えるでしょう。

　トヨタが運営する買取店ということで、対応が洗練されており素晴らしいといった好印象の声が多いほか、トヨタ車の買取価格は自社の得意分野だけに大変高額だったという満足の声が多いようです。また、買取業者の中には、狭い事務所のところがあってお店に入りづらい印象があるが、トヨタ系列の買い取り店なので広くて入りやすいとの声があるようです。

　過去には、対応が事務的だったという声や、査定額が安いという意見もあるようです。ただし、T-UPに関して、有力なネガティブ情報は見つけられなかったというのが率直な印象です。近年のトヨタは従来の中古車ビジネスにおける「やる気のなさ」を払拭してきておりますし、査定額につきましても、中古車相場や小売相場を反映した価格提示に移行していますので、ガリバーなどの提示額と比肩する水準にあります。

依然として再査定に関する不満などが出ている他の買取専業者と比べ、T-UPの、企業としての信頼性は群を抜いているため、これは他の買取業者にとっては脅威になると考えられます。